乙女心を潤す横浜のお花畑カフェでティータイム。気分は優雅なパリジェンヌ
みなとみらい線元町・中華街駅3番出口から徒歩3分。パリをイメージしたオシャレカフェ「パティスリー パブロフ」はあります。国産の素材にこだわり一つひとつ丁寧に焼き上げる名物の“生パウンドケーキ”は、まるで生ケーキのようなおいしさ。思わず写真に収めたくなるフランス映画のような空間と可愛さ満載のスイーツをどうぞ!
ココは本当に日本!?パリのようなオシャレ空間
カフェスペースへと案内されて、まず驚くのが豪華なシャンデリアと深紅の壁のこの空間です。パリのオシャレ感を表現しているそうで、この絵もパリ在住の画家が描いたものなんだとか。
よく見ると花だけでなくナスやニンジン、カブなどの野菜も描かれているんですよ!
シンクの空間を通り抜けて大広間へ。使われている家具には、海外で仕入れたアンティークも多いのだとか。イスなどの既存の家具も内装に合わせて生地を張り替えたそうで、随所にこだわりが見られます。
室内には大きな鏡がたくさん飾られているのですが、絵画のように見えるこちらもやっぱり鏡。インテリアだけでなく、鏡を使ったさりげない技にもセンスを感じます。
空間全体はこんな感じ!パリの友人宅にお邪魔した…というよりは、フランス映画のセットに入り込んだ感覚。さりげなく置かれたクッションなど、小物もステキなものばかりなので、細部までチェックしてみてください。
大人気の生パウンドケーキ&フレンチトースト
「パブロフ」を代表するパウンドケーキと、口コミで話題となり今やパウンドケーキをも凌ぐ人気のフレンチトーストがセットになったアフタヌーンティー。
上段には、パウンドケーキ人気No.1のクレームバニーユのほか、甘いパウンドケーキが全3種。季節と定番のものが週ごとに替わるそうなので、毎週訪れても楽しめますね!
下段は、ベリーとバニラアイスが添えられたフレンチトーストです。外がカリッ、中はとろり&ふわりの絶妙なおいしさ。フレンチトーストの中央にカスタードクリームが入っているので、しっとり感やくちどけがほかのフレンチトーストとはひと味違います!
生パウンドケーキの上にたくさんのベリー類がのったパウンドケーキメニューです。しっとりとした生地とベリーとの相性は抜群。一見、生クリームだけに見えますが、その中には手作りのバニラアイスが。パウンドケーキに添えて味の変化を楽しんでみてください!
パウンドケーキ専門店で見つけた甘くないパウンドケーキ
パウンドケーキと聞くと甘いものをイメージしがちですが、野菜・チーズ・肉類などを混ぜ込んだ甘くないパウンドケーキ(ケーク・サレ)があるのも専門店ならでは。塩味のケーキは、食事やワインのおともにもってこい。
「食事としてパウンドケーキが食べたいな」という人には、テイクアウトだけでなく、店内メニューのケーク・サレ2種とフレンチトーストのセットもおすすめです!
徹底的にこだわって厳選した素材から作られるオリジナルの生パウンドケーキは、見た目もオシャレ。レギュラー6種に加え、季節限定が3種展開されています。
おすすめは「ROSE(ローズ)」。バラのエッセンスが入っているだけでなく、自然栽培された本物のバラの花びらで彩られているんですよ!
5~11月までの季節販売ですが、花びらの栽培状況によっては店頭に並ばない場合もあるそうなので、電話での確認をお忘れなく。
中華街からすぐとあって、週末のティータイムは行列必至の人気店。14時前後から混雑しはじめるので、午前中が狙い目です!
「パティスリー パブロフ」の店名は、あの有名な実験「パブロフの犬」からとったそうです。一度味わえば、その名前を聞くだけで生パウンドケーキの味が口の中に広がる…。それほどに、印象深い生ケーキのようなパウンドケーキなんです。これまでの焼き菓子の概念を覆す逸品を体験してみませんか?
text:清沢奈央
photo:櫻井めぐみ
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