燻製ビールって飲んだことある!?大人の秘密基地で味わう専門店の燻製料理
「燻製」と聞いてイメージするのは、ソーセージ、サーモン、ベーコン…とおなじみのキーワードばかり。しかし、三軒茶屋に店を構える燻製専門店「燻製201号室」はあんなものからこんなものまで燻製しているというから驚き!一体どんな食材が?どんな味に?いざ、気になる燻製の世界へ。
まずは燻製ドリンクで乾杯!ムーディーな店内で、気分は大人の秘密基地
お店の外には大きな看板もなく、ガラス扉に小さく「燻製201号室」と書かれているだけ。扉を開けて階段を上っていくと、照明が落ちたムーディーな空間が広がります。
廃墟ビルをそのまま利用したという店内は剥きだしのコンクリート壁に年季の入った家具を合わせていて、まるでオシャレな大人の秘密基地のようです。
燻製専門店で乾杯するなら、ぜひここは「燻製ビール」を。原料の麦芽が燻製されており、注いでもらいながらもスモーキーな香りがふわり。いつも飲んでいるビールと比べると泡はクリーミーで炭酸も柔らかく飲みやすい印象です。ほんのり感じる甘みとコクがクセになりそう!
糖質が気になる方は「燻製ハイボール」(700円)を。炭酸がシュワシュワすると同時に燻製の香りもふわふわ。口に含んでもふわりと香るその香りで、より燻製料理が待ち遠しくなる!
燻したリンゴを白ワインに漬けた「りんごリア」(750円)は女性に大人気。そのほかにもワインやウイスキーなど燻製料理と相性のいいお酒が充実しています。
人気メニューはサクサク&ふわとろなチーズの燻製!?
数ある燻製メニューのなかでも1番人気だというのが、この「燻製チーズ」(720円)。プロセスチーズを約16時間燻製した後、カットして表面を軽く焼いているので、表面のサクッとした食感の後に口の中でふわとろ〜とトロけ、2度楽しめるおいしさ。
これまでにない未知の味わいにもうひとつ、もうひとつと手が止まりません!燻製ビールやウイスキーとのペアリングは◎。互いの香りを潰すことなく、より食欲をそそります。
食材のイメージを覆す、燻製のマジックを体感
燻すことでまろやかな甘みに変化する蜂蜜はブルーチーズと相性抜群。燻製の香ばしい香りとはちみつの甘味がチーズのクセをやわらげるため、チーズが苦手な方にも好評だというのが「燻製りんごとブルーチーズ(燻製蜂蜜かけ)」(550円)。燻製りんごは香ばしさとジューシーさが新感覚!思わずペロリと食べてしまいます。
オーダーが入ってから燻製される黒毛和牛は、ダッチオーブンの見た目も豪華で女子会などで盛り上がること間違いなし!
驚きなのは、添えられた調味料もすべて燻製されていること!わさびはツンとした辛みがまろやかに、溶き卵は燻製することで深みある味わいに変化してさっぱりとした赤身肉の旨みを引き立てます。最後にお肉のうまみが溶けだした燻製溶き卵をごはんにかけていただくのが、オツな締め方。
燻製とひと言で言っても、その手法はさまざま。素材に最適な燻製方法でなければ、逆に味や見た目が悪くなってしまうことも。「燻製することで素材にプラスに働かなければ意味がない」というポリシーのもと、日々試作の繰り返しでメニューが開発されているそう。
おなじみの料理、素材が変化することで会話も大盛り上がり!ムーディーな雰囲気、そして出てくる料理すべてが話のネタになるから、デートで訪れれば2人の距離がぐっと近づくかもしれませんよ!
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