箱根神社・九頭龍神社でパワースポット巡り!神秘的な鳥居や縁結びスポットのおすすめの回り方
関東を代表する一大パワースポットへの参拝は、芦ノ湖に立つ朱色の大きな「平和の鳥居」からスタート!湖に突き出た石畳を歩き正参道の石段をのぼって、まずは「箱根神社」の本殿と向かいましょう。「箱根神社」でお願いごとを済ませたあとはお隣に鎮座する、縁結びの神様をまつる「九頭龍神社 新宮」へ!
箱根神社の末社「九頭龍神社 新宮」に縁結び詣り
正参道から緑豊かな木々が茂る石段を登りきると、箱根神社の狛犬と神門がお出迎え。箱根神社の本殿へはこちらの門から!本殿には、箱根大神(御三神)がまつられています。
箱根神社の右隣に鎮まる「九頭龍神社 新宮」。本宮は森の中にあるため、なかなかお参りに行けない人たちのために建てられたお宮なんだとか。位置づけとしては、箱根神社の末社です。
芦ノ湖の守護神である九頭龍大神をまつっていて、そのご神徳は本宮と同様に、縁結びをはじめ開運や金運です。毎月15日には、本宮と同じようにここでも「月次祭」が斎行されます。大規模なご祈祷の祭典で、これを目掛けてたくさんの人が訪れます。もちろんご神徳は本宮と同じ!ガッツリ縁結びパワーをいただいちゃいましょう!
箱根神社境内から湧出する霊水・龍神水をご存知ですか?それがコチラ!「九頭龍神社新宮前」にある龍神水舎です。9つの龍の口から絶え間なく龍神水が湧き出ているんですよ。
ヒーリング効果の高い天然水ということで、ペットボトルに入れて持ち帰る人も多いそうです。
お水取り用の空のペットボトルは、境内のお札所で1本100円で授与しているので、容器がなくても大丈夫。龍神水は生水なので、すぐ飲むようにしてくださいね。
パワースポットならではのお守り&おみくじ
「九頭龍神社 新宮」で良縁のお願いをすませたら、良縁成就のために縁結びのお守り(800円)を。女性用と男性用のペアになったお守りです。
現在お相手募集中の人は、まずはじめは二体とも自分で持っていてください。そして気持ちの通じたお相手が現れたら、男性には紅色を渡し、女性は白色を持つとよいそうです。あえて男性が赤、女性が白を持つのは、お互いを思いやり常に心を寄せるという意味なのだそう。
境内に立つ「矢立の杉」の刺繍が施された勝運守護の勝守(500円)は、“何ごとにも勝つ!”というパワーが授かれるお守り。お守りをゲットしたら「矢立の杉」にもぜひ行ってみてください。
効果を得るには…大事なものに結んで常に身に付けておくといいそうですよ!勝守があれば、恋のライバルにも勝算あり!?かもしれませんね!
数種類あるおみくじの中から、今回は「九頭龍神社」の九頭龍みくじを引いてみました。このおみくじ…とにかく当たると噂なんです!
“自分ではどうしていいものか迷って進まない”というときに、このおみくじを引いて方向性を決める人も多いのだとか。このおみくじのためにわざわざ遠方から訪れる人もいるほどなんですって。噂の真相は…、おみくじを引いてぜひ確かめてみてください!
既に朱印帳を持っていてもこれは授与して帰りたい。「箱根神社」の狛犬と神門がデザインされた美しい刺繍の御神印帳(1000円)。
「箱根神社」のもう一つのお楽しみ、森林浴を満喫!
神社全体が緑に包まれていますが、朱色の灯篭が連なる第三鳥居の参道は、特に緑が美しくて清々しい雰囲気。石塔に広がる苔やさりげなく咲く野草など、緑の香りやマイナスイオンが存分に楽しめます。
「箱根神社」の中には多くのご神木があるので、神社の中を少し散策するだけでたくさんのパワーが感じられます。
樹齢約1200年と伝わる「矢立の杉」。平安時代に、征夷大将軍の坂上田村麻呂が奥州平定に向かう際に参詣し、御神前に表矢(おもてや)を献じ戦勝を祈願したことが名の由来なんだとか。
今から約970年前には、源頼義も表矢を献じたと伝えられているそうです。矢立の杉から勝運パワーを拝借したいですね!
1260年以上の歴史をもつ「箱根神社」は、徳川家康や源頼朝など多くの武将たちが篤く崇敬したそうです。さまざまな縁を結べる、強力なご利益スポットへ出かけてみてはいかがでしょう。
text:清沢奈央
photo:櫻井めぐみ
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