そば屋のインドカレーが本格的すぎる!サラリーマンの街新橋でインドへトリップ
新橋駅前でサラリーマンから長く愛される立ち食いそば屋「丹波屋」。疲れを忘れさせてくれる昔ながらのそばの味わいに、お昼時や仕事終わりには行列ができるほど。そんな老舗そば屋に今若い女性が増え始めているのだとか。そのワケはそば屋とは思えないほど超本格的なインドカレーにありました!
新橋で長く愛される昭和の香り漂う立ち食いそば屋
新橋駅の烏森口方面の広場の先に見える、ニュー新橋ビル。さまざまな飲食店が入る中、「丹波屋」は1階路面沿いにお店を構えます。店先に並ぶのは「そば うどん」の看板ばかりなので、一見さんはインドカレーがあることに気付かないかもしれません。
入り口の暖簾をくぐると、昭和を感じさせる昔ながらの店内。たった8席ではありますが、常に人が絶えない繁盛店です。カウンターの中は、常にそばが茹で上がっては出して、の繰り返し。その横には大きな鍋が1つ。どうやらこの鍋に噂のインドカレーが入っている様子。
スパイス香る、本格的インドカレーの秘密
ついに待望の「インドカレー」(450円)がお目見え!そば屋によくある和風ベースの透き通ったカレーとは違ってしっかりと色づく深い色、そして湯気とともに立ち上るスパイスの香りが食欲をかき立てます。
さぁひと口食べると…期待を裏切らない、スパイスがしっかり効いたインドカレー!ここがそば屋であることを忘れてしまうほどに本格的な味わいです。
このカレーはネパール人スタッフのお父さんがお店にレシピを教えてくれたことから始まったそう。その後店主が試行錯誤の末に15種類のスパイスと3種の野菜をブレンドして作り上げた秘伝の味。しかも夏は辛め、冬はコクが強め、とお客さんの求める味わいに合わせて日々微調整までされているのです。
カレーとセットにしたい!人気の春菊天そば
「丹波屋」で人気のオーダーはミニカレーとかけそばのセット(500円)。さらにツウはトッピングの中で1番人気の春菊の天ぷら(380円)をプラスするそう。カウンターの上では絶えないオーダーにいつでも出せるよう、揚げたてアツアツの天ぷらがスタンバイされています。
スッキリとした味わいのそばつゆはカレーとセットでも重くなく、スイスイ食べられます。さらに春菊のほんのりとした苦味がかけそばの味わいをより豊かにしています。カレーとセットで相性はばっちり。
昭和にタイムスリップしたような…インドに行ってきたような…なんだか不思議な感覚。女子1人のぶらり旅には最適のメニューだったことには間違いなし。ランチ時間は混雑必至なので、前後で時間を外して行くのがおすすめです。
Text:柴山たき(エフェクト)
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