猫好きによる猫本専門店「神保町にゃんこ堂」で運命の猫本に出合う!
本の街、神保町にある「神保町にゃんこ堂」は、常時600種類、2000冊以上の猫本がところ狭しと並ぶ猫好きさんの聖地。ここでしか買えないオリジナル猫グッズも人気が高く、遠くから買い求めに来る人もいるほどです。
並ぶ本はすべて猫・ネコ・ねこ!
神保町交差点からすぐの「姉川書店」内には、猫にまつわる本ばかりを集めた猫本専門コーナー「神保町にゃんこ堂」があります。絵本をはじめ、写真集、小説、画集、イラストブック、マンガ…どの本も主役は猫・ネコ・ねこ!
もともと一部だった専門コーナーはお客さんの人気に比例してどんどん売り場を拡張され、今は8割ほどが猫本スペース!とにかくそのラインナップとジャンルの幅広さには驚くばかりです。
猫が出てくる本なら、一般的な本屋さんではなかなか見ないような建築書や浮世絵絵巻なども並び、眺めているだけでも時間があっという間に過ぎてしまいます。
ディスプレイされた本と一緒に飾られた、店長の娘さんが書いたという各本の紹介POPも凝っていてじっと読みふけってしまいます。
“猫が好き”をきっかけに生まれ変わった「姉川書店」
「姉川書店」は、そもそも本の街・神田神保町にしっくり溶け込む昔ながらの小さな書店でした。ところがデジタルの波に押され、売り上げが伸び悩むように。
店長の姉川さんが今後のお店について考えていたところ、娘さんからの「大好きな猫に特化したお店作りにしてはどう?」という一言がきっかけで、猫に関する本屋にシフトチェンジしたのだそう。
それからは父と娘の二人三脚で盛り返し、「姉川書店」は猫本専門店としてすっかり知られるお店になったのです。また、店長さん親子の温かな接客から、いつしか猫好きが集い会話を楽しむ場にもなっているのだとか。
グッズに展示に、見ていて飽きないあんなものこんなもの
本と一緒に売られている猫グッズもさすが「にゃんこ堂」!とうなってしまうほどオリジナル性あふれるものばかり。
中には猫専門の絵描きさんが描いたオリジナルのグッズも。自分用にはもちろん猫好き友達へのプレゼントにも喜ばれそう。
文庫本を買うと巻いてくれるオリジナルブックカバーにも猫のイラスト入りなのが、うれしいですね。
店内では定期的に猫写真家さんのパネル展を開催。展示が終わっても何枚かの猫ちゃんたちのショットはそのまま店内に飾られています。
店長さんの飼い猫リクオくんをはじめとした愛らしい表情はただただ癒し。
ほかにも、猫と本にまつわる運勢を占ってくれる猫みくじ(1回100円)などもあり、本を探す以外の楽しみも充実しています。
「神保町にゃんこ堂」では“立ち読み大歓迎”なので、店長さんと猫トークで盛り上がりながら、ゆっくりお気に入りの一冊を探してみませんか?
text:ICHIKO
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