ぐぅかわ!くるりんぱしたハリネズミに非日常な癒され体験
新京極通の真ん中、六角公園前にかわいいハリネズミとふれあえるお店があります。チクチクするイメージのハリネズミですが、ふだんはとっても友好的。ペットで飼う人も多いんです。Tom's Mr.Hedgie(トムズミスターヘッジ)は、たくさんの色のハリネズミたちが住むお店で、ふれあい体験ができるほか、ハリネズミや飼育セットの購入もできます。
まずはお店のシステムをご紹介
お店があるのは、買い物客やおみやげを買う旅行客でにぎわう新京極の六角広場前。
2階へと上がる入口や壁には、ハリネズミたちのかわいらしい姿を撮影した写真がたくさん!料金は平日20分700 円〜、土日・祝日は20分800円〜。
店内はカフェのような明るくてかわいらしい内装になっています。よく見ると、透明のアクリルルームがたくさんあり、ハリネズミたちがスタンバイ。まずは受付で滞在時間を決めて、ハリネズミとのふれあい方などの説明を受けます。今回は20分滞在して700円のコースを選択。
ごくごくハリネズミらしい、ノーマルカラーの子をご指名!お店には常時50匹のハリネズミがいて、ふれあい体験の子は、バックヤードからやってきます。針が怖い方向けに手袋もちゃんと用意されています。手袋をする場合も、まずは手の消毒から。
店長直伝!ハリネズミの抱きかかえ方のコツ
ハリネズミは視力がとても弱い動物。背中から触られるとびっくりして、毛を逆立ててしまいます。足元にそっと手を入れるようにして抱きかかえるのがコツ。
針が怖くて落としてしまうと、ハリネズミにはダメージがとても大きいんです。少しでも怖いなと思う方は必ず手袋を着用して。
そっと持ち上げると、お腹のぬくもりが伝わってきます。針のような毛も全然痛くありません。例えるなら、豚毛のヘアブラシの毛先よりも柔らかい印象。
つぶらな瞳がかわいすぎます。忙しい日常を忘れるひととき。
ハリネズミのカラダの色には、たくさんの種類が
皮膚がピンクで、目の色は黒く、白い針にシナモン色のバンド(針の色)なのは「CINNAMON」。皮膚がグレーがかったピンクで、目の色は黒く、白い針に茶色のバンドなのは「BROWN」。色の違いで種類がわかります。
白い針に薄い茶色のバンド、白っぽいマスク、ピンクの鼻、赤目なのは、「APRICOT」。ほかにも、カラダに不規則なぶち模様があったり、上半身と下半身の色が違う「PIED」などいろいろ。ペットとして飼いたいと考えている人は、気になる色のハリネズミを指名してふれあうこともできますよ。
モグモグが見られる餌やり体験
ハリネズミのおやつは「ミルワーム」。動いている生きた虫です…!でも大丈夫。ちゃんとピンセットも貸してもらえます。ミルワームは3匹入っていて150円。40分以上のコースにはミルワームが付いています。
おとなしくじっとしていたハリネズミも、ミルワームを見た瞬間、パクリ!ミルワームは栄養価が高いので、1日にあげる量としては3匹くらいが適量です。
表情豊かで愛嬌のある顔がかわいいハリネズミは、とても警戒心の強い臆病な生き物。ノーフラッシュで撮影したり、そっとふれあったりと、ハリネズミにもやさしい癒しの時間を過ごしましょう。
text&photo:小西尋子
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