【mini_minorの旅ノートレッスンvol.4】旅ノートをわたしらしく“飾ろう”!
しあわせな「きもち」を記す旅ノートづくりのきほんをマスターしたら、次は少し発展させてみましょう。文房具屋さんにはさまざまなデザインの「デコ文具」が売っており、これを活用しない手はありません。洋服を選ぶように、文房具もわたしらしいものを選びたい!旅ノート作家mini_minorが旅ノートづくりにおすすめの「デコ文具」をご紹介します。
Summary
デコ文具は“貼り”系と“押し”系に分けられる
「デコ文具」はマスキングテープやシール、和紙といった“貼り文具”と、スタンプ等の“押し文具” という2種類に分けることができます。基本は自分の好みで選べばよいと思いますが、自分の旅ノートスタイルに“似合う”デザインかどうか、という視点も持ってみましょう。
“貼り文具”は「色味」と「透け感」
私の旅ノートはコラージュ風のスタイルなので、基本的には文字やイラスト、紙モノなどを邪魔せず、目立ちすぎない「色味を抑えた」シンプルなものを選んでいます。
また「透け感」も重要です。透け感が強ければ、イラストやチケットに重ねて貼っても、ケンカせずにうまく馴染んでくれます。
「季節感」や「場所感」も意識してみよう
現地でしか手に入らなかったり、その季節でなければ使えないデザインのものを買って使ってみるのもおすすめ。
台湾で買った“貼り文具”はデザイン自体に「台湾らしさ」が表れていて、貼るだけで台湾の空気感を醸し出せる感じがしました。
キャラクターなどのデザインものは、ここぞ!という時のポイントとして使うと、子どもっぽくなりすぎず、可愛くおしゃれに仕上げることができると思います。
日付、アルファベット、数字は“押し文具”の3種の神器!
スタンプはページの「型」をつくる重要な役割を果たします。多くのノート愛好家に人気の「日付スタンプ」は、紙面に押すだけで一気に旅っぽさを出すことができる鉄板アイテムです。
また「アルファベットや数字のスタンプ」は、紙面のメリハリをつくるのにとても活躍してくれます。私は大文字と小文字、字体や大きさが異なるものなどいくつか持っており、紙面の雰囲気に合わせて使い分けています。
スタンプだけでなくシールを使うのもおすすめです。写真のシールはすべて100均で手に入れたもの!
私のこだわりは紙面の右下に自分の名前の文字をかたどった「署名スタンプ」を押すこと。作品感が出てちょっと誇らしい気分を味わえます。
文具のワードローブも定期的に見直そう!
今や「デコ文具」は、これでもか!というくらい次々と新しいデザインのものが発売され、気を付けていないと買いすぎ&何を買ったか忘れてしまって「タンスのこやし」になってしまうことも。それは少し勿体ないですね。
そんな方におススメなのが、100均で売っているステッカーホルダーです。私はこれを複数冊買って、それぞれに背表紙をつけた上で、各シールをデザインごとに分類して保管しています。
中は透明なクリアポケットなので、一目で何が入っているのかわかるし、パラパラとポケットをめくると自分が今持っているシールを一覧できるところがとっても便利です。
せっかく買った「デコ文具」、保管方法はしっかり考えつつ、楽しい紙面づくりにガンガン使ってみましょう!