【下川友子のパワースポット案内 vol.1】パワースポットの開運ノウハウ
神社やお寺、大自然や身近な公園。訪れることでパワーをいただける聖地は、日本各地、世界に点在しています。国内外で1000カ所を超える聖地を訪れてきた下川友子が、日本各地のパワースポットをご案内!連載のはじまりは、みんなが気になるパワースポットの選び方と開運ノウハウです。
パワースポットとはどんなところ?
パワースポットとは、神社仏閣など宗教的な場所はもちろん、山や海、巨木、奇岩、川、滝、湖、湧き水、温泉など、自然の力、天地の気、人々が生み出すポジティブな力が満ちている場所のこと。
いろんな性格の人がいるように、パワースポットも、場所によってエネルギーや個性が違います。その時々のご自分の心と体、願いにあった場所を選びましょう。
お疲れの時は、浄化と癒しの水辺に
いつでも前向きで明るく元気に!とはいかないから…。落ち込んで前向きになれない時、疲れて笑顔になれない時、涙がでてしまうような時、心に拠って癒してくれる場所に訪れたい。そんな気分のときは、浄化と癒しの水辺がおすすめ。
例えば、静かにコンコンと生命の力を与える湧水、穏やかな気が平穏な心に戻してくれる湖、様々な感情をサラサラと流す清涼な川、心身の疲れを深く癒す源泉かけ流しの温泉(富士五湖、白川水源、四万十川、草津温泉など)。
自然に寄り添う気持ちでホッとひと息。景色を眺め、水に触れてリラックス。ゆるゆると体の気が浄化され循環していきます。
心をオープンに導き、心身を浄化する海や、天地を繋ぎ、スピリチュアル性を高める滝は、ポジティブで開放的な気分なときおすすめの水辺(宮古島の海 弥名滝など)。海で遊ぶと、浄化と元気になれるパワー両方を受け取れます。
元気力や活発な循環を求めるなら山へ
充実している生活の中で、新たな発見がほしい、行動力アップ、今やっていることを循環させたい、元気力をアップしたい。そんな前向きな気分の時は、山に登るのがおすすめ(富士山、白山、立山など)。
土の上を歩くたび、大地の磁場が体の気を循環してくれます。山道の途中で滝や川の水を、体の不調な場所に付けると、気を洗い流す浄化力も。巨木や奇岩に優しく触れて、何百~何千という自然の知恵と成長する力を授かって。
目的や目標、願いがあるときは神社
試験や新しいチャレンジなど、目標や願いがあり、ここぞっという後押しをしてほしい。そんな気分のときは、願いを宣言、伝えることができる神社がおすすめ。
神社のルールにそってお参りを。ご神徳だけではなく、祀られている神様(ご祭神)がどんな神様なのか興味をもってみて。
合格祈願・勉学は、菅原道真(大宰府天満宮、北野天満宮、防府天満宮など)。人生の道開きは、猿田彦命(椿大神社、猿田彦神社、佐太神社など)。女子力、良縁結びは、菊理媛命、宗像三女神(厳島神社、白山比咩神社など)。
仕事・お金の巡りは、大国主命、龍神(出雲大社、九頭龍神社など)。健康は、少彦名命(酒列磯前神社、大神神社など)。所難除け・厄払いは、素戔嗚命(須左神社、八坂神社など)。勝負事は、応神天皇、武甕槌命(石清水八幡宮、筥崎宮、鹿島神宮など)。
お参りを終えた後も境内で、ゆったりとした時間をすごしましょう。身近な報告や日ごろの感謝を伝える氏神様を大切に。
心の整理と安定にはお寺
迷いや悩みが渦巻く時、心が浮き沈み乱れる時は、心の整理の時間が必要。また、御利益を授かり、自分を受け入れ、前を向いていきたい、そんな気分のときは、救済の手助けとなるお寺がおすすめ。(高野山真言宗総本山金剛峯寺、天台宗総本山比叡山延暦寺など)
除災招福を招く護摩祈祷(ごまきとう)を受けたり、御本尊を眺め静かに心を感じ、安らかな心を取り戻して。ご自身の命をつないでくれた、先祖様に感謝を伝え、時には供養をお願いしましょう。
パワースポットの選び方は、まだまだありますが、大まかに分類してご紹介しました。いまの気持ちに合わせて、あなたを笑顔に導いてくれるパワースポットを見つける旅へ出かけましょう。今後お送りするパワースポット情報が、あなたの開運の手助けとなりますように。