毎日でも食べたい!小さなベイクショップに並ぶ、世界各国のお菓子たち
2016年にオープンした、大阪にあるかわいい焼き菓子専門店「PONY PONY HUNGRY(ポニー ポニー ハングリー)」。スコーン、マフィン、ビスケットにブラウニーなど、世界各国の素朴な焼き菓子は、毎日のおやつにぴったりです。
古い喫茶店をリノベーションしたかわいいお店
「PONY PONY HUNGRY」があるのは、小さな個性派ショップが点在する大阪市西区。昔ながらの喫茶店をリノベーションした空間は、レンガの壁がノスタルジック&アメリカンな雰囲気。
こちらのお店を切り盛りしているのは、パティシエの浮田彩子さん。幼い頃からお菓子が好きで、学生時代はパティスリーでアルバイトをし、お菓子業界に就職。大阪・玉造の人気パティスリー「ブロードハースト」でイギリス菓子にふれ、世界のお菓子に興味をもつように…。その後、東京の「自由が丘 ベイクショップ」の立ち上げを経て、2016年夏に大阪に戻ったそうです。
毎日のおやつに食べたい焼き菓子が、常時15~20種類
お店に入って正面の、アンティークのショーケースには、マフィンやスコーン、ブラウニーなどの素朴な焼き菓子がずらり。オーブンから焼き上がったお菓子が出てくるたびに、店内がいい香りに包まれて、幸せな気持ちになります。
ショーケースを覗いてみると、フランスのカヌレやフィナンシェ、イギリスのスコーンやファッジ、アメリカのニューヨークチーズケーキといったように、さまざまな国のお菓子が並んでいます。多国籍なショーケースは、まるでお菓子の宝箱みたい!
今日はどれにする?おすすめケーキにアイスクリーム
新作の「ベジタブルブレッド」は、京丹後にある「SORAファーム」の有機野菜を使ったパウンドケーキ。季節の野菜(取材時は、にんじんと黒大根)と、粉チーズやオリーブオイルを使用した甘じょっぱいケーキです。ホロホロと崩れるような食感が楽しい!
こちらは、人気の「N.Y.チーズケーキ」。「しっかりとした食感のチーズケーキが好き」と話す浮田さんが使用するのは、オーストラリア産のクリームチーズ。フォークを入れると、しっかりと固さもありつつなめらかな口どけ。コーヒーにもよく合います!
そのほか、見た目もかわいい「キャロットケーキ」や、全粒粉のクッキーにマシュマロとチョコをサンドした「スモア」(302円)などの焼き菓子、常時2~3種あるアイスクリームにも注目です。
子ども連れのお母さん、ビジネスマン、OLさんと、さまざまな客層のファンをもつ「PONY PONY HUNGRY」。家の近くにあったなら、きっと毎日だって通いたくなるはず!ショーケースに並ぶ焼き菓子を選ぶ、ワクワク感をぜひ体験してみてください。
Text:いなだみほ
撮影:野本幸子
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