モネの池から郡上八幡を目指す!知る人ぞ知る穴場ドライブルート
ここ数年、絶景として一世を風靡している「名もなき池(通称:モネの池)」と歴史ある城下町「郡上八幡」が、実は近いってご存知ですか?無料道路で全国有数の長さを誇るタラガトンネル(全長4571m!)が両地を結び、約40分でアクセスできるんです。岐阜の名所をセットで楽しむ贅沢ドライブに出発しましょう!
名もなき池(通称:モネの池)・根道神社
名画を彷彿させる話題の絶景からスタート
池を満たす湧水は驚くほどの透明度。色とりどりの鯉が悠々と泳ぎ、スイレンが水に揺らぎます。その光景は、まさに印象派の画家クロード・モネの名画「睡蓮」のよう。5月末~10月頃までは池に浮かぶ花も楽しめ、特にキレイですよ。
郡上八幡城
郡上八幡の城下町を一望する山城へ
標高354mの八幡山に築かれた郡上八幡のシンボル。日本最古の木造再建城として知られ、漆喰で化粧された白壁と深山の緑のコントラストから「日本一美しい山城」とも言われます。天守の最上階からの眺望も素晴らしく、眼下に郡上八幡の城下町が一望できます。
新橋亭
ランチは郡上の清流が育んだ香り高い鮎を
郡上でぜひ味わいたいのが、天然の郡上鮎。吉田川に架かる新橋の袂に立つ郷土料理店「新橋亭」では、6月頃~10月中旬まで郡上天然鮎定食(3600円~)が食べられます。塩焼きや魚田、フライで郡上鮎をご堪能あれ!春の山菜、冬の猪鍋も絶品です。
Takara Gallery Workroom
シルクスクリーン印刷でMY手ぬぐい作り
郡上の地場産業であるシルクスクリーン印刷で、手ぬぐいやトートバッグのプリント体験ができます。絵柄と色の組み合わせを決めたら、自分自身の手でプリント。かわいい絵柄がいっぱいで、色数も多数あるから自分好みの想い出の品が作れます。
郡上木履
“メイドイン郡上”にこだわった下駄を買う
郡上おどりに欠かせない踊り下駄を製造・販売。郡上産の檜材を活用し、木の削り出しから鼻緒すげまですべてを郡上市内で行うとか。歯を削り出して作る一体型の下駄だから、地面を蹴った際の「カンカンッ!」という音の響きが違います。鼻緒の色柄も多彩に揃います。
カフェ・町屋さいとう
両替商として栄えた旧家の母屋でくつろぐ
最後は茶道具や古美術を展示する「齋藤美術館」の母屋を用いたカフェでひと休み。母屋は慶応年間(1865~68)の建物で、国の登録有形文化財に指定。趣ある調度品や書画に囲まれた和空間で、静かに中庭を眺めながら抹茶や和菓子、あんみつなどが味わえます。
郡上八幡は清流吉田川が流れ、城下の町並みだけでなく、水のある風景も美しい町。水舟や用水路など水の恵みを取り入れた暮らしや景色なども意識して見渡せば、より郡上の町歩きが楽しめますよ!
Text:小野剛志
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