不器用さんでもOK!おしゃれな陶芸教室で世界に1つの器作り体験
最近は器がブーム!ということで、不器用なうえに初心者だけど、陶芸やってみたいな…という方にぴったりのスポットを発見!青山にある陶芸教室「at Kiln(アットキルン)」では、初心者にはハードルが高いと言われている“電動ろくろ”を使わない、“タタラ作り”という手法の陶芸にチャレンジできるんです。
ろくろじゃない!型を使って作るから失敗知らず
「タタラ作り」とは、板状の土を石膏の型に押し当てながら成形を行う陶芸の制作方法のこと。「at Kiln」では小皿や小さなボウルなど6種類の石膏型から好きなものを2つ選んで制作することができます。必要なものはすべて貸してもらえるので、手ぶらでOK!
一通り制作の流れを聞いたら、早速スタート!まず始めに、土の表面をへらでならします。この行程を踏むことで土の粒子が詰まって、よりきれいな仕上がりになるんだそう。
表面をならしたら、石膏型に押し付けて形を作っていきます。今回は四角の型を選びましたが体験コースでは2つの器を作ることができるので、同じ型を2つ作るもよし、四角とボウル…など、組み合わせて作るのも楽しそう!
意外と形は自由自在!?個性を生かした器作りを楽しんで
好みのフォルムに器の形を整えたら、お好みのスタンプで装飾をします。教室に取り揃えられているスタンプは、アルファベットから動物、植物などのモチーフ数百種類から選べます。どの行程も楽しかったですが、器を使うシーンや完成形を思い浮かべながらのスタンプ選びが1番ワクワクしました!
今回は表面にヤギと柵、裏面にはお出かけをイメージした自転車と“るるぶ&MORE”と刻印してみました(小文字がなく、大文字なのはご愛嬌!)。
このあとは釉薬(ゆうやく)の色(器の仕上がりの色)を選んだら行程は完了。1つ作るのにかかる時間は大体30分〜1時間程で、夢中になっていたらあっという間でした。十分に乾燥させた後「at Kiln」の店内にある窯で焼かれ、1ヶ月半ほどで完成します。でき上がりが待ち遠しい!
タタラ作りのおもしろいところは、同じ型でもでき上がる器に個性が強く出るということ。体験前は「型を使ったら、みんな同じ器になっちゃうんだろうな」と思っていたのですが、そんなことありません!
高さが自由に決められるうえ、輪郭を整えるか整えないか、装飾を施すか施さないかでも表情が変わるので世界に1つだけの器を作ることができるんです。写真の器も、すべて同じ型を使って作られたもの。色も4種類から選べるので、オリジナリティを追求できますよ!
ハイセンスな器ショップはギフト選びにも最適
「at Kiln」の1階はさまざまな作家さんの作品が並ぶ器ショップ。フランスの雑貨屋さんをイメージしているというハイセンスな店内で、心ゆくまでお買い物を楽しめます。自分用に買うのはもちろん、ギフト選びにもおすすめ!
繁華街から離れた静かな場所に佇む「at Kiln」。新しい趣味を探している方にもぴったりのスポットです。
自分で作ったオリジナルの器で食べるご飯はきっと世界で1番おいしいはず!興味がある方はぜひ一度訪れてみてください。
Text:奥冨舞(vivace)
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