瀬戸内の絶景をひとり占め!わざわざ行きたい、宮島の高台に佇む穴場カフェ
ハイセンスなカフェが続々オープンしている宮島では、カフェ訪問が観光の定番になりつつあります。そんな宮島のカフェブームを牽引しているのが「牡蠣祝(かきわい)」。ロケーションや古い邸宅の趣、地元食材を生かした料理と、宮島の魅力がたっぷり詰まった人気カフェです。
青空の下のテラスは、宮島屈指のビュースポット
なんといっても開放感抜群のテラス席が魅力です。手前には宮島の街並みや朱塗りの五重塔、遠くには瀬戸内海が広がり、さらに本州の山々まで見渡せる大パノラマ。ここまでの絶景は、宮島の中を探し回ってもなかなか出合えません。
テラスには柵が設けられていないため、野生のシカがやって来ることもあるそう。かわいらしいシカに出会えたらラッキーですね。
レトロとモダンが同居した居心地のよい空間
お店は宮島のメイン通りである表参道商店街から少しはずれた、細い石段の坂の途中。古い日本家屋を改装して利用しており、風格が漂う大きな門も、ほぼそのままの姿で残されています。
店内は一面コンクリート敷きのシンプルな造り。落ち着いた空間の中で柱やテーブル、椅子から木の温もりが醸され、居心地のよい雰囲気に。大きな窓が備え付けられ、どの席からも外の景色を楽しめるのもうれしいポイントです。
地元食材メニューを味わいながら、至福のひと時を
スイーツ系の一番人気は広島ブランドの瀬戸田レモンを使用したレアチーズケーキ。甘さ控えめでまろやかなチーズケーキに、爽やかなレモンの酸味がマッチ。盛り付けの美しさも見事な、大人のスイーツです。
宮島の人気カキ料理専門店・牡蠣屋がプロデュースしているので、島内で手作りする牡蠣屋のオイル漬け800円をこちらでも食べられます。広島 三次ワイナリーの白ワイン・トモエ1100円(グラス)や自家製の広島レモンモヒート850円とのマリアージュを楽しみたい濃厚な逸品です。
おいしいメニューを味わいながら、美しい景色に癒やされる。そんな贅沢なひと時を気軽に楽しんでください。
text:小倉山とーすと
photo:松本朋也
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