休日は昼からほろ酔い。日本酒初心者にもおすすめの蔵元直営レストラン
歴史ある酒どころとして知られる兵庫・西宮で、350年以上の歴史をもつ酒蔵「白鹿」。その「白鹿」直営のショップとレストランが「白鹿クラシックス」です。レストランでは、“花と和食と日本酒と。”をコンセプトに、季節の花々に彩られた料理や日本酒を味わえます。昼からほろ酔い気分で、プチ贅沢な休日を過ごすのにぴったりのスポットです!
季節の草花を取り入れた御膳メニュー
蔵元ならではの、日本酒や酒粕を使用した料理が豊富な「白鹿クラシックス」。いくつかある御膳メニューのなかの一番人気は、前菜、お造り、粕汁鍋がセットになった「名物!吟醸粕汁鍋御膳」(2570~3542円※お肉の種類によって価格が変動)。
前菜には、クリームチーズの粕漬けなど、お酒にまつわる料理がふんだんに取り入れられています。また、季節の草花が添えられ、目と舌で旬を味わえる粋な演出も。
旬のお造りには、美しい蝶の飾り切り野菜が添えられています。
メインの粕汁鍋のお肉は、国産牛ロース、茶美豚ロース、京丹波の鹿肉からセレクトできます。
おすすめは美容効果も期待できる鹿肉!絞めてから1時間以内のものを使用しているため、肉質が軟らかく、ジビエ特有の臭みがないのが特徴。酒粕のだしにくぐらせれば、吟醸酒の風味とやさしい甘さが口のなかに広がります。
日本酒を使ったフォトジェニックなオリジナルドリンク
丁寧に作られた料理とあわせてオーダーしたいのが、白鹿のお酒を使ったオリジナルドリンク。
日本酒と季節のフルーツで仕込んだ、カラフルな見た目の「和sakeサングリア」は、日本酒初心者にもおすすめ。フルーツの爽やかな甘さが、日本酒をまろやかにしてくれます。
こちらは日本酒に炭酸ガスを注入したレストランオリジナルメニュー。こぼれるまでグラスに注いだ「なみなみSAKEスパークリング」は、シャンパン感覚で色々な料理に合わせやすいと女性から大人気です!
色とりどりのお猪口に入っているのは、「白鹿クラシックス」限定酒の「利き酒セット」。しっかりとしたうまみの「西宮郷 大吟醸 生貯蔵酒」、キリっと辛口の「しぼりたて原酒 辛口」、マイルドな味わいの「白鹿クラシックス 生酒」を飲み比べることができます。
「白鹿クラシックス 生酒」はお米の香りが強く、お酒の香りが苦手な女性でも飲みやすい日本酒だそう。さまざまな味を少しずつ楽しめるのがうれしいですね!
たくさん買って帰りたくなるおみやげの数々
併設のショップでは、ここでしか味わえないお酒や季節の限定酒をはじめ、奈良漬けや酒粕など、日本酒を使った発酵食品や、オリジナルの酒器などが購入できます。
コシノ・ジュンコ氏デザインの、鹿がカラフルな5色のきき猪口。やわらかいマカロンカラーが可愛らしく、全色集めたくなるほど!
西宮市内にありながら、非日常を味わえる洗練された大人の空間で日本酒を心ゆくまで堪能できる「白鹿クラシックス」。近隣には「白鹿記念酒造博物館」もあるので、酒造りの歴史を学ぶこともできます。きっと日本酒に魅了されること間違いなし!
Text:永元路夕(TRYOUT)
Photo:中村光明 (TRYOUT)
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