食・グルメ
2018.06.15
エキゾチックな空間に迷い込む！モロッコ料理でプチトリップ気分
二子玉川駅から徒歩3分の場所にある「ル・マグレブ」。タジン料理などスタンダードなモロッコ料理はもちろん、お店には数々のモロッコ雑貨がディスプレイされ、エキゾチックなムードも満点！都内にいながらにして、プチモロッコを体験しちゃいましょう。
モロッコワールド全開！店内は異国情緒たっぷり
来日20年以上という、カサブランカ出身のヒシャムさんが、2002年にオープンした「ル・マグレブ」。じゅうたんやソファー、クッションなどなど、すべてモロッコから仕入れたインテリアで統一されていて、お店に入った瞬間からモロッコの世界に引き込まれてしまいます。
シーシャ（水タバコ）やタジン、ティーセットなどがさりげなく置かれています。
天井に目を向けると、透かし彫りのようになったステキな真鍮ランプが優しい光を灯しています。
モロッコ料理は新しい発見がいっぱい
「本場のモロッコ料理を味わってほしい」との思いから、「ル・マグレブ」では日本人の味覚に合わせずに、現地のレシピに沿って料理を作っています。とはいえ、スパイスがきつ過ぎることもなく、意外なほどしっくりとくる味わいです。
「マグレブサラダ」はトマト、キュウリ、赤ピーマン、パプリカなどの野菜がたっぷり。レモン、ビネガー、コリアンダー、塩・コショウ、オリーブオイルで作ったドレッシングでシンプルに味わいます。
こちらは焼きナスのディップ、ひよこ豆のディップ、タコとトマトのマリネ、ミックス豆とミートボールの煮込み、ナスとトマトの煮込みの盛合せ。モロッコ伝統の味を堪能できるプレートです。
料理に使われているトマトソースは、数種類のスパイスとニンニクなどを入れて煮込んだモロッコの定番。ヒシャムさんが子どもの頃から慣れ親しんだ、家庭の味を再現しているのだとか。
モロッコ料理といえばタジン料理。「チキンタジン」は、1日かけてマリネした骨付きチキンの皮目をオーブンで軽く焼いたあと、ゆでたジャガイモと一緒にレモンとサフランで味付けし、タジンで40～50分煮込んでいます。
テーブルに運ばれ、ふたを開けた瞬間に漂う香りに食欲アップ！チキンは中までしっかり味がしみ込んでいて、軟らか＆ジューシーな味わいです。
食後には甘くて爽やかなミントティーをぜひ。専用グラスとシルバーのティーポット＆トレイもかわいい！
ご当地ワイン＆ビールにも注目
せっかくなら料理に合わせてワインやビールもモロッコのものを選びたいところ。
なかなかお目にかかれないモロッコのワインは6銘柄が揃い、赤・白・ロゼと好みに合わせてセレクトできます。
モロッコを代表するビール「カサブランカ」もスタンバイ。苦みが少なく、フルーティーで爽やかな口当たりが特徴です。
まるでモロッコを旅してきたような気分に浸れる「ル・マグレブ」。エキゾチックな雰囲気に包まれながら、本場の料理を楽しんでください！
Text、Photo：粟屋千春
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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