東京・白金台「プラネタリウムBAR」へ。満天の星空と星座カクテルが楽しめる大人の隠れ家
自然に癒されたいけれど、遠出する時間はなかなかとれない…。そんな夜に訪れたいのが、白金台駅から徒歩約4分の「プラネタリウムBAR(ぷらねたりうむばー)」です。ドームいっぱいに満天の星空が広がる、国内でも珍しいプラネタリウムバー。星座をモチーフにしたオリジナルカクテルとともに、都会のなかで静かで非日常の時間を過ごせます。
ドーム空間を生かした、日本初のプラネタリウムBAR
東京都白金台・プラチナ通りのビル5階にある「プラネタリウムBAR」は、2004年にオープン。築約40年の建物に残されていたドーム状の空間を生かして誕生した、日本初といわれるプラネタリウムがあるバーです。

プラネタリウムが好きなバーテンダーの店主が、星を観賞できるバーを開きたいと物件を探していたところ、このドーム型の空間と出合いました。店奥の天井が丸く抜けた構造になっていて、「これはプラネタリウムにぴったり」と直感したそう。こうして白金台に「プラネタリウムBAR」が誕生しました。
席数は2名席を中心に全7組、最大14名。落ち着いたソファ席のみで構成され、店内は照明を抑えた静かな空間が広がります。予約は必須ではありませんが、席数に限りがあるためネット予約がおすすめ。空席があれば当日入店も可能です。
ピークタイムは20〜22時ごろですが、平日18~20時と土・日曜17~19時は、チャージ料が通常1100円のところ550円に割引されるため、特に人気があります。客層は20代を中心に、星好きや写真好きの人が多く訪れます。1グループ最大4人までの入店となっていて、暗めの店内で星空と撮影、お酒を静かに楽しむスタイルです。
科学館クラスの星空を、少人数で楽しむぜいたく空間

オープン以来、プラネタリウムは少しずつ進化を重ねてきました。いま店内で活躍しているのは、3台のプラネタリウム。オープン当初と比べて性能は格段に向上しています。科学館レベルの高性能な星空を、わずか14席の空間でぜいたくに楽しめます。
なかでも注目は「メガスターゼロ」と「メガスタークラス」。通常でも100万個もの星を映し出しますが、特別仕様のメガスターゼロは最大500万個の星を投影できるのだとか。改良によって明るさもアップし、よりシャープで奥行きのある星空が広がります。
さらに2022年には、8Kレーザーのデジタルプラネタリウムも導入。ドームいっぱいに広がる映像は、思わず見上げてしまうほどクリアです。オーロラの演出や多彩な作品上映もあり、訪れるたびに違った空を楽しめます。

通常は、星座が見つけやすい東京の夏の空を中心に投影。事前予約(1回1100円)をすれば、誕生日の夜空はもちろん、旅行先で見上げたあの星空を再現することもできます。東京では見られない南半球のサザンクロスを映すこともできるそうで、ちょっとしたサプライズ演出にもぴったりです。
店内は暗めですが、最近のスマートフォンなら十分きれいに撮影できます。ドームに広がる天の川を背景にカクテルを重ねれば、ここならではの一枚に。星に包まれる体験が、より特別な思い出になります。
星座と惑星がモチーフ。オリジナルカクテルに酔いしれる
席に着くと、卓上には月のかたちをしたライトや星座早見表が置かれています。店内は暗めですが、手元の赤いライトを使えばメニューもくっきり見えます。

注文が決まったら、小さなベルを鳴らしてスタッフを呼ぶスタイル。星空の下でそっとベルを鳴らす瞬間も、この空間ならではの体験です。
星座早見表を赤いライトで照らしながら、天井に映し出された星座を確認してみるのも楽しいひととき。どのくらい星座を覚えているか試してみるのも一興。ちょっとしたゲーム感覚で盛り上がります。
この店のもうひとつの魅力が、星をテーマにしたオリジナルカクテル。「12星座カクテル」1320円は、それぞれの星座をイメージした一杯です。たとえば「射手座」はウォッカベースに巨峰やクランベリーを合わせ、火の星座を思わせる赤い色合いに。アルコールとノンアルコールから選べるのもうれしいポイントです。
一方、「プラネットカクテル」1430円は、惑星をテーマにしたシリーズ。「海王星」はスモークバブルをまとわせる演出が特徴で、グラスの上で泡がふわりと弾ける瞬間もみどころ。思わず写真を撮りたくなる一杯です。柑橘系カクテルにちなんで、弾けるスモークもさわやかなフルーツを感じさせます。
グラスには開業当初から「菅原工芸硝子(Sghr)」のものを使用。繊細なフォルムが星空の光を受けてきらめき、カクテルの世界観をいっそう引き立てます。星を眺めながら味わう一杯は、ここならではの時間を感じさせてくれます。
星空体験型バーの先駆けともいわれる「プラネタリウムBAR」。星を眺めながらお酒やおしゃべりを楽しめる、ちょっと特別な夜が待っています。次の休みに、星空を探しに出かけてみませんか。
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平(editorial team Flone)
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