パチパチ弾ける不思議味に夢中!おもしろキュートなドーナツ屋さん
ビジネス街の平河町にある、今まで見たことのないケーキみたいなドーナツ屋さん「HOCUS POCUS」(ホーカス ポーカス)が話題になっています。パチパチ弾けるキャンディーやパリパリに焼いたクレープのトッピングなど、素材への探究心がすごいんです!
古いビルをリノベーションした、おしゃれなモダン空間
場所は永田町駅と赤坂見附駅から徒歩4~5分の平河町。この周辺は古くて堅牢なビジネスビルが多いのですが、最近リノベーションが活発で、「HOCUS POCUS」も2017年にリノベーションしたビルの1階にオープン。入口にはグリーンがいっぱいでまるでインテリアショップのよう!
店内に入るとドーナツの焼きたての香りがふわ~っと充満して幸せな気分に!入口すぐはドーナツ売り場、奥はテーブルとカウンター席のカフェになっています。コンクリート打ちっぱなしの高い天井と大きな窓に囲まれた空間は、広々として明るくゆっくり過ごせそうな雰囲気です。
わくわくするおいしさに感激!クリエイティブなドーナツたち
ドーナツは12~15種類あり、大きく分けて“焼き”と“蒸し”の2製法。今のところ“揚げる”ドーナツはありません。どれを選べばいいのか迷いますが「食べてみないと伝わらない味が多い」というお店の意向で、気軽に試食させてもらえます!
“蒸し”ドーナツの人気は右から時計回りに、口の中でパチパチ弾ける「ベルギーチョコレート、フランボワーズ、パチパチキャンディー」(430円)、甘じょっぱい蒸しケーキのような「桜(塩漬け)、グレープフルーツ、ディタ(ライチのお酒)」(400円)、ナッツの濃厚なコクの「ホワイトチョコレート、ピスタチオ」(480円)。
“焼き”ドーナツの人気は右から、クレープ生地をパリパリに焼いた話題のトッピングとナッツが香ばしい「クレープチャンク、ピスタチオ、ミルクチョコレート」(480円)、食べごたえのある「クリームチーズ、ラム酒、カレンズ(小ぶりのレーズン)」(320円)。
どのドーナツも食べたことのない食感と香りの組み合わせ。甘ったるさはなく、素材のよさが伝わる上品な軽やかさで2~3個はイケそう。これらのクリエイティブなドーナツの開発は、常に世界の最新レシピにアンテナを張っているパン業界のプロが担当しているのだとか。
片手で食べられる、ケーキみたいなドーナツは手みやげにもぴったり!
「HOCUS POCUS」は朝8時30分から開店していて、随時ドーナツを焼き上げていき10時ごろにはドーナツの全種類が出そろいます。すべて制覇したいなら狙い目の時間ですよ。
パティシエが作るケーキのように手間がかかっている「HOCUS POCUS」のドーナツ。片手でパクっと食べられるので手土産にしたら自慢できそう!テイクアウトボックス(小150円、4個から無料)もおしゃれ。
魔法の呪文「チチンプイプイ」という意味を持つ「HOCUS POCUS」。夏には不思議なかき氷、冬には和菓子ドーナツが登場するなど、いつでも“進化系の魔法”が待っています。ぜひ行ってみてくださいね!
Text:松本いく子
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