4~10月限定!鎌倉の果汁いっぱいの手作りアイスキャンディー専門店
鎌倉・腰越にある「イグル氷菓」は、アイスキャンディーの製造工場を併設するテイクアウト専門店。江ノ島駅からすぐのジェラート専門店「The Market SE1(ザ マーケット エスイーワン)」の2号店にあたります。お店の目の前を走る江ノ電と一緒に、素材本来のおいしさをシンプルに表現した、自慢のアイスキャンディーをパチリ!
てんさい糖を使った優しい甘さのアイスキャンディー
「イグル氷菓」の手作りアイスキャンディーは、“甘みのやわらかさ加減”がピカイチ!素材のみずみずしさはもちろん、食べたあと喉が渇きにくいのも特徴のひとつです。
そのヒミツは、甘味料に“てんさい糖”を使用していることなんだそう。天然ミネラルが豊富で腸内環境を整えるオリゴ糖を含むてんさい糖は、上品な甘さが楽しめる体に優しい砂糖なんですよ。
味は、マンゴー・キウイ・いちごミルク・北海道ミルク・あずきのレギュラーメンバー5種類と神奈川県産の素材で作った季節限定の全6種。ごまかしのないありのままのおいしさと、素材の余韻をたっぷり感じてみてください。
こちらは神奈川県産の素材を使用したスペシャルフレーバー「かながわさん」。訪問したこの日は、季節限定の「海老名のとちおとめ」が並んでいました。
海老名産のとちおとめ100%で無添加・無着色。イチゴの香りや酸味がギュッと凝縮されていてとってもおいしい!
シリーズ「かながわさん」は、旬や仕入れ状況に合わせて不定期で作られるアイスキャンディー。メロン味などもきまぐれで登場するそうなのでお楽しみに!
イグルのアイス棒が斜めになっているワケ
アイスキャンディーをよく見ると、アイスの棒が斜めにささっていますよね!? 一般的なアイスはたしか中央に棒が配置されていたような…。斜めになっているのは、たまたまなのでしょうか。
いいえ、たまたまでも間違いでもないんです。その理由は、製造工程にありました。「イグル氷菓」では、職人手作りの昔ながらの型を使っているため、原料液を型に流して固める際、棒を同じ角度で固定させるためにわざと斜めに置いているのだとか。
“イグルのアイスキャンディーがより印象に残るように”と、日本で売られているアイス棒の中でも一番長いものを使用しているそうですよ。
店名の由来はイヌイット語の「イグルー」
江ノ電腰越駅から江の島方面へ歩いて5分ほど。一面ガラス張りのお店が「イグル氷菓」です。店名の由来でもある「イグルー」とは、カナダなど氷雪地帯に住むエスキモー系民族のひとつ・イヌイットの冬の住居“氷の家”を意味するそうです。氷の家つまり、かまくら。
それゆえ、店内はかまくらを意識した白いタイル貼りになっているんです。実際にお店で “かまくら”っぽさ、見てみてください!
お店のロゴマーク・シロクマをイメージした置き物。実はコレ、北海道の民芸品・木彫りの熊をシロクマにアレンジしたものなのだとか。近くで見ると、とっても涼しげです。
アイスキャンディーは天気を見ながら作る数を決めているそうで、多い時には1日300本も手作りするのだとか。おいしいアイスキャンディーを片手に江の島さんぽに繰り出すのも楽しいですね!
text:清沢奈央
photo:櫻井めぐみ
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