あの映画はどんな味?映画をイメージしたカクテルが楽しめるバー「八月の鯨」
誰にだって心に残る忘れられない映画の1つや2つはあるはず。もしその映画がお酒になったとしたら…どんな味なのか興味がありませんか?そんな想像するだけでワクワクするようなことが現実に楽しめるバーを発見!その名もアメリカの名作映画を店名にした「八月の鯨」。ここでは映画の世界観を表現したオリジナルカクテルを飲むことができます。カクテルの名前はすべて映画のタイトル。さまざまな映画のタイトルが飛び交う異空間「八月の鯨」へ行ってきました!
映画のワンシーンに出てきそうなオシャレな空間に魅了される
「八月の鯨」はミニシアターから大型シアターまで多くの映画館が集まる渋谷にあります。中へ一歩入ると、映画音楽がかかるシックで落ち着いた大人の空間。ムード漂うオシャレな店内は、映画のワンシーンに出てきそう。
何を頼もうかあらかじめリストアップ済みの筆者はワクワクする気持ちを抑えながら、早速オーダー!
ちなみに、メニューには100種類ほどの映画タイトルが並んでいますが、メニューにないものでも店員さんが観たことのある映画であれば、オーダー可能!その場でオーダーした映画をイメージしてカクテルを作ってくれます。
エンターテイメントなカクテルに大興奮!
ここ最近、世界中で大ヒットしたラブストーリーといえば…『ラ・ラ・ランド』じゃないでしょうか。切ないラストを思い出すと今でも涙が…。ということで、いきなりですがメニューにはない「ラ・ラ・ランド」(972円)をオーダー!
パープルのグラデーションがかったカクテルの上には、可憐な花が2つ。主人公の2人の恋愛が始まる天文台で踊るシーンをイメージしたカクテルだそう。
ベースはパッションフルーツのリキュール。パッションフルーツの甘酸っぱい華やかな味わいは、恋が盛り上がるときの浮足だった気持ちを表しているようです!
次に頼んだのが「アベンジャーズ」(1944円※時期によって変動)。とにかくインパクトがすごい、すごすぎる!そして片手では持ち上げられないほどの重量…。グラスから溢れんばかりのフルーツが盛られた見た目は、まさにヒーローが集結した映画さながらの豪華さで、もう大興奮!
フルーツはそれぞれ登場人物を表現しているとのこと。例えば手前のオレンジとグレープフルーツはキャプテン・アメリカをイメージ。独特なカッティングの皮が盾を表しているそう。「これがアイアンマンで…ハルクがこれ?」と予想するのもまた楽しい!
プラムのリキュールをベースにオレンジジュースなどが合わせられており、フルーティーで飲みやすい。豪華さが味にも表れているような気がします。
最後にオーダーしたのが、女子なら1度は憧れる「アメリ」(1188円)。出てきたのはフローズンカクテルにホイップやフランボワーズ、ウエハースや花が盛られたとってもキュートな1杯!かわいらしくいたずら好きのアメリをイメージしたのだとか。
シナモンリキュールをベースにフランボワーズのアイスを合わせたちょっぴりスパイシーな味は、フランス映画特有のちょっとクセのある感じを演出しているそう。シナモンの甘い香りが漂い、これってお酒なの?と思うくらいデザート感覚で飲めちゃうカクテルです。
新しい映画の楽しみ方!?映画の余韻をカクテルで味わう
「八月の鯨」は渋谷駅から徒歩5分。渋谷で映画を観たあとには「八月の鯨」に寄って、観た映画のカクテルを飲みながら余韻に浸ったり、感想をじっくり話したり…新しい映画の楽しみ方を体験してみませんか?
店員さんの中には年間何百本の映画を観ている無類の映画好きもいるそうなので、店員さんと映画について熱く語り合うこともできちゃうかも!
Text:伊藤香澄(vivace)
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