梅雨の憂鬱を吹き飛ばす!銀座で満天の星空が見られるプラネタリウムcafe
星空を眺めながら、大切な人とディナーを楽しむ。そんな、誰もが一度は夢見るようなシチュエーションを、東京・銀座で体験できます。2017年にオープンした「and people ginza(アンド ピープル ギンザ)」は、フロア全体がプラネタリウム空間となっているレストラン。日常からかけ離れたロマンチックなスポットで、幅広い世代の女性たちの注目を集めています。
星空とキャンドルに彩られた、極上のロマンチック空間
店内に一歩足を踏み入れると、そこにはキャンドルとランタン、星空に彩られた異空間が広がっています。あまりにも美しい空間を目の前にして、思わずため息が漏れること必至。
店内に設置されているアンティーク調のインテリアも、見逃すことができません。例えば、しっかりとした造りの重厚感あるテーブル。テーブルの表面を覆うタイルには、さまざまなモチーフがプリントされています。
異国のテイストを感じさせるモチーフはとても印象的で、上手に切り取れば、写真映えすること間違いなしです。
インスピレーションを受けたのは、異国で目にした廃墟
かつてこのフロアは、能楽専用の公演場「能楽堂」として使われていたのだそう。そのため、天井が高く窓がありません。本店のオーナー・中村さんによると、そうした特徴を生かしたいと考えたことも、空間全体をプラネタリムに仕立てた理由のひとつなのだとか。
また、家具や雑貨のバイヤーとしてヨーロッパやアジア、アフリカなどを旅した経験がある中村さん。各国を訪れた際、中村さんの心を捉えたのは、あちらこちらに残されていた廃墟。例えばメキシコでは、廃墟をそのまま利用したレストランが、地元の人たちの憩いの場になっていたのだそう。
天井が抜けた廃墟にソファを置き、星空を眺めながら食事を楽しむ。そんなイメージが徐々にふくらみ、「and people ginza」に反映されています。
店内には、コンクリート打ちっ放しの壁やアンティーク調の家具など、廃墟を連想させるものが点在。一瞬、屋外にいるかのような不思議な感覚にとらわれることも、「and people ginza」の魅力です。
思わず会話が弾む! 味わい豊かな絶品料理
こちらは、「and people ginza」イチオシのカクテル、「自家製サングリア」。リキュールと赤ワインがベースで、飲みやすく上品な味わいを楽しめるカクテルです。なかに仕込まれたグレープフルーツやミントが、爽やかさを演出します。
一番人気のフードメニューは、「ソフトシェルシュリンプのアヒージョ」。殻ごと食べられることが特徴のソフトシェルシュリンプは、歯ごたえ、味わいともに抜群。
「一般的なアヒージョ同様、ニンニクやオリーブオイルをベースにしていますが、エビの味噌を加えるなど、独自の工夫も凝らしています」と中村さん。
スパイシーに味付けされた豚トロと、肉厚なパスタが絡んだ「パルマ産豚トロとフレッシュバジルのアラビアータ」は、食べごたえのある一品。ほんのりと香るバジルが、食欲をそそります。
食後にぜひ味わってほしいのが、クリームチーズと生クリームがふわとろ食感を演出する「チーズケーキ」。プレートに描かれた模様も可愛らしく、思わず写真に収めたくなります。
銀座駅から徒歩5分以内とアクセス便利にもかかわらず、極上のロマンチック空間を楽しめる「and people ginza」。広々としたフロアには、二人席はもちろん、大人数席も複数設置されているため、デートはもちろん、女子会にもぴったりなお店です。
※8月1日より平日もランチスタート予定
text、photo:緒方佳子
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