コスパ抜群、絶品イタリアン!渋谷のテラス席でオトナ女子会
渋谷・宇田川町の一等地にあるイタリアンレストラン「a(アー)」。有名レストランで料理長を務めた宮川健一総料理長による、見た目も鮮やかな絶品料理が評判のお店です。渋谷では珍しくテラス席があるレストランで、雰囲気のよさもお墨付き。しかもコース料理のコスパが抜群なので、ちょっとリッチな女子会にもおすすめです!
渋谷の路地裏、テラス席がある隠れ家レストラン
渋谷駅ハチ公口から徒歩5分。賑やかな大通りから一歩入った、宇田川町の路地にレストラン「a」はあります。どことなく大人な雰囲気が漂い、静けさすら感じさせる一角。たなびく“a”の旗に誘われて、さあ、お店へ入ってみましょう。
店内でまず目に入るのは、広いオープンキッチン。調理している様子が間近で見られて、ライブ感満点!右が宮川健一総料理長。宮川さんは、1988年に「KIHACHI」に入社。数々の店舗の立ち上げに携わり、最終的には「KIHACHI本店」料理長として活躍しました。
2011年に退社して自らの店を立ち上げ、2016年3月末より「a」の総料理長として、腕を振るっています。
こちらがテラス席。夜風に吹かれながら、開放感のあるディナーが楽しめます。ガラス戸も設置されているので、冷暖房を入れることもできます。
「a」のテーマは“二十四節気で表現するイタリアン”。繊細な日本の四季を感じさせる、旬の食材とオリジナルメニューでサーブしています。そのため、1ヵ月半ごとにすべてのメニューが入れ替わります。
今回ご紹介するのは、5670円(税・サービス料込)のディナーコース。前菜から始まり、スープ、パスタ、お口直し、主菜、そしてデザートという大満足の内容!いずれも数種類から選ぶことができます。
旬の食材を生かした一流シェフのコースメニュー
さて、いよいよコースの始まりです。まずは前菜。色鮮やかな盛り付けにテンションも上がります!こちらは「サーモンのスコッターレ 濃厚なトマトとアチュートジェラティーナと共に」。肉厚のサーモンが口のなかでとろけます!
スープは、熊本産の有機トマトから作った、シンプルで濃厚なトマトスープ。真ん中のつるんとしたジュレとマッチして、上品な味わいです。
次にスパゲッティ。大粒のあさりに驚きますが、シェフいわく「これでも小さいほう」とのこと!魚介は毎朝函館の市場から直送されるので、新鮮さはお墨つきです。
見てください、この肉感!ほどよくニンニクと塩味が利いた大ぶりのあさりは、九条葱とアルデンテなパスタとの相性も抜群です。
パスタのあとは、お口直しのシャーベット。ゆずのキリリとした味が、メインディッシュへの仕切り直しをしてくれます。中にはキューブ型のゼリーが入っています。
コンビネーションが絶妙!シェフのマジックに感動
さて、いよいよメインディッシュ!メインは魚、肉料理からチョイス。取材時のお肉料理は「塩麹で漬けた仔羊とイベリコ豚のアッヴォルト プッタネスカソース」。仔羊とイベリコ豚って、どんな組み合わせ?と、疑問に思いましたが、ひと目見て納得!
なんと、羊肉にスライスした豚肉が巻きついています!違う種類の肉をこのようにアレンジするとは、なんて贅沢。
塩麹の塩味がまろやかで、肉の味を最大限に引き出しています。そして、巻きつけたイベリコ豚のクリスピー具合が最高!レアに焼き上げた仔羊の肉感とベストマッチ!
いよいよコースも終盤。デザートは、ケーキ、皿盛りデザート、ジェラートの3種から選びます。写真は皿盛りデザートの「柑橘のジェラティーナ、ババ、ラフィネジェラートの“チャンベッラ”」。
オレンジの果肉たっぷりのゼリーとリキュールの効いたスポンジ“ババ”、マスカルポーネのジェラートの三層になっている、ゴージャスな一品です。お皿にあしらわれたミントと一緒に口に入れると、それぞれの味が際立ち、想像以上のおいしさです。
シャンパンやワインも豊富な取り揃え。グラスワインは565円~、シャンパンは1356円~(いずれも税・サービス料込)。
今回はテラス席でしたが、もちろん屋内席もあり、こちらも素敵な雰囲気です。人数が多い場合や、席を指定したい場合は、事前予約がおすすめです。
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