日本橋の名所巡り!江戸の伝統とモダンに触れて"本物"を知るオトナ旅
江戸時代から商業・文化の中心地として栄えた日本橋。街を歩くだけで歴史ある建造物や由緒ある名店、江戸時代の名残などさまざまな歴史に触れることができ、そこに息づく今の日本橋も感じることができます。今回は、そんな日本橋の訪れるべき名所をご紹介!オトナだからこそ感じられる、伝統とモダンが融合する日本橋を楽しんでみましょう。
榛原
友人へのおみやげはここで、江戸時代から続く老舗の和紙舗
文化3年(1806)から200年以上続く歴史ある和紙舗。全国の良質な和紙を材料に、和紙はもちろん文具や和雑貨などを多数揃えています。江戸時代から明治期のデザインを取り入れた小物や文具類などが人気。伝統的でありながら新しさを感じさせる優美なデザインに女子心をつかまれっぱなしです。
たいめいけん
東京屈指の老舗洋食店。ふんわりとろけるタンポポオムライスがおすすめ
昭和6年(1931)創業の老舗洋食店。現在の店主である三代目・茂出木浩司氏は、TVや雑誌といったメディアでもおなじみの存在です。1階ではカジュアルな洋食を、2階では本格的な洋食小皿料理を楽しめます。チキンライスの上にのせたオムレツを開いて食す伊丹十三監督考案のタンポポオムライス(1950円)はふんわりとろとろ感が魅力。スタンダードなオムライス(1700円)をはじめ、1週間以上煮込んで作られるハヤシライス(1980円)や、ビーフコロッケ(1680円)などがおすすめです。
日本橋三越本店
創業300年以上の老舗百貨店。歴史と最先端が交差する日本橋のシンボル
明治37年(1904)「デパートメントストア宣言」を発し、日本初の百貨店として誕生した三越本店。日本のデパート建築の礎となった貴重な建造物で、三越の象徴的存在のライオン像や、金色を多用した豪華装飾の正面玄関、中央ホールにある基本理念「まごころ」をシンボリックに表現した天女(まごころ)像など、見るべきポイントがたくさん。歴史の重みを感じながら館内を巡ってみると、新たな発見があるかもしれません。
日本橋三越本店
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL:03-3241-3311(大代表)
営業時間:10時~19時30分(新館9・10階のレストランは11~22時)
定休日:不定休
料金:
千疋屋総本店 日本橋本店 フルーツパーラー&レストラン
一度は入ってみたい高級フルーツパーラー。ちょっと贅沢なおやつタイムを
天保5年(1834)創業、日本最古といわれる果物専門店がこの店。あこがれの高級フルーツパーラー、千疋屋総本店です。店内に並んだ高級フルーツの数々は見ているだけで心が躍ります。フルーツポンチ(1188円 )や千疋屋スペシャルパフェ(2160円)、アメリカンショートケーキ(1080円)など、お気に入りのスイーツで優雅なひとときを。店内に漂うフルーティな香りに癒されることまちがいなしです。
江戸時代から商業・文化の中心であった日本橋。今もなおその名残をそこかしこで見ることができるのが大きな魅力です。“歴史”と“現在”を感じながら街歩きしたあとは、甘いもので休憩しましょう。
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