大人の隠れ家でいただく。コロンっとかわいいワンプレートカフェランチ
大阪府の北部に位置する箕面市は、知る人ぞ知るカフェの激戦区。そのなかで、落ち着きのある一軒のカフェが人気をよんでいます。おしゃれな隠れ家風の「merci kitchen(メルシーキッチン)」です。「ボリュームも栄養バランスもばっちりの洋食ランチがおいしい!」と話題で、プリンやタルトといったスイーツも人気を集めていますよ。
ドライのハーブや植物が飾られた、落ち着いた空間
お店のドアを開けると、ハーブのさわやかな香りが漂います。もともと倉庫だった場所をリノベーションしたという空間は、ナチュラルでほっとする雰囲気です。
白い壁のあちこちに飾られたドライのハーブやリースは、植物が好きなオーナーの濱野さんがあしらったもの。さりげないおしゃれな雰囲気は、インテリアの参考にしたくなります。
写真に撮りたくなる、まんまるコロッケとハンバーグ
ランチは、メインとサラダがのったワンプレートにスープとごはんが付きます。ハンバーグ、ビーフコロッケ、チキンカツ、シーフードコロッケなど7種類のメインから、好きな2種類、または3種類を選びます。
人気なのは、ハンバーグとビーフコロッケの組合せ。どちらもころんと丸い形をしていて、「写真に撮ってもかわいい!」と評判です。
衣が軽くてさっくりしたビーフコロッケは、国産牛ミンチやたまねぎのほか、香りとコクが出るマイタケが入ったオリジナルの味わい。クリーミーなベシャメルソースとともに、醤油と砂糖で味付けされ、和洋が掛け合わさったようなコロッケです
ナイフで切ると、肉汁がじゅわっとあふれるハンバーグ。国産牛と、軟らかくてうまみがある肉質が特徴の、もち豚を使っています。手作りの香り豊かなデミグラスソースでいただきます。
「お肉とお野菜をバランスよく食べてほしい」と、付け合わせのサラダもたっぷりの量。ミネストローネのスープにも、たくさん野菜が使われ、栄養バランスも抜群です。
素朴なフォルムに癒される。シンプルな素材だけで作るプリン
テレビでも紹介され話題になっているのが、玉子と牛乳、きび砂糖の3つの材料だけで作る「焼きプリン」。「運ばれてきた瞬間の歓声が一番大きいのは、やっぱりこのプリンですね」と濱野さん。素朴な見た目だけれど、やわらかそうで、ぽってりかわいくて…しばらく眺めていたくなるようなプリンです。
ほろ苦いカラメルがたっぷりかけられ、かわいらしい見た目に反して、味わいは意外なほどオトナなデザート。
デザートは、プリンのほかにタルトなどがある日もあります。きび砂糖、国産小麦粉を使い、手作りで丁寧に作られたタルトは、軽くてさっくりした生地。キウイの甘酸っぱいおいしさが口に広がります。
季節によって、いちごやリンゴのタルトなどがある時も。常時あるわけではないので、どうしても食べたい方はお店に確認してみてください。ティータイムだけの利用はできませんので、デザートを食べたい時は必ずお料理を頼んでくださいね。
「落ち着いた、ゆったりした時間を過ごしてほしい」と、お店の利用は小学生以上から。ひとりで、女子会で、カップルでと、ゆっくり過ごす大人のための隠れ家カフェです。
Text:並河智子
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