大切な手紙に色を添えて。彩り豊かな神戸の街をイメージした「Kobe INK物語」
神戸で創業136年を誇る老舗文具店「ナガサワ文具センター」。この店のオリジナル商品の「Kobe INK物語(コウベ インクものがたり)」は、神戸の地域の色をインクで表現した人気シリーズです。このインクを中心に、オリジナル商品がずらりと並んだ「Kobe INK物語 by NAGASAWA(コウベ インクものがたり バイ ナガサワ)」は、廃校になった校舎をリノベーションした「北野工房のまち」の一角にあります。大切な手紙を書くときに、神戸らしい色を添えて想いを届けてみませんか?
神戸の景色をテーマにしたオリジナルインクの数々
「コウベ インクものがたり」は、2007年に販売をスタートした、「ナガサワ文具センター」のオリジナルインクです。阪神淡路大震災から10年が経った頃、「文具できれいな神戸の街をPRしたい」「神戸の色でお礼を伝えたい」という想いから、地域の特徴をインクの色で表現してきました。
自然豊かな六甲山の、深みのあるグリーンを表現した「六甲グリーン」や、港町・神戸の空と海の美しいブルーを現した「波止場ブルー」、「風見鶏の館」の外壁の鮮やかな煉瓦をイメージした「北野異人館レッド」など、現在では約67色をラインナップしています。
2018年4月には、「第10回日本マーケティング大賞」の奨励賞を受賞。カラフルで美しいカラーバリエーションは、万年筆愛好家はもちろん、若い世代にも好評で、万年筆に興味をもつ方も増えたそう。
インクと合わせて使いたい万年筆やガラスペン
「コウベ インクものがたり」のインクの色をより楽しむなら、イタリアから直輸入している「Bortoletti(ボルトレッティ)」のガラスペンがおすすめ。
ペン先がねじれていて溝のあるデザインなので、インクが溜まりやすく、一度の吸い上げで長く書けるのだそう。
柔らかい色合いが特徴のオリジナル万年筆は、ボールペン感覚で使えるのが魅力。ペン先に神戸の象徴であるポートタワーと風見鶏が刻印されているのもポイント。ボディにはさりげなくパールが入っていて、上品な印象です。
「コウベ インクものがたり」と連動したオリジナル文具も
神戸をモチーフにしたオリジナルのレターセットやカードも販売。インクと合わせて手紙を贈れば、きっと喜ばれますね!
鮮やかなピンクの「須磨離宮ローズ」など、インクと連動したカラーで作られたオリジナル文具「beside(ビサイド)」シリーズ。“身近に置いておきたい文具”をコンセプトに、カードケースやペンケース、写真立てなどを展開しています。神戸の地名を冠したステーショナリーはギフトにも最適!
店内では全色試し書きもできるので、じっくりと自分好みの色を見つけることができます。万年筆に詳しくなくても、スタッフが色々と教えてくれるので安心。お気に入りのインクを見つけて、大切な人に手紙を送ってみませんか。
Text:永元路夕(TRYOUT)
Photo:中村光明(TRYOUT)
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