真夏のひんやり体験!大自然の神秘を感じるあぶくま洞&高原ドライブ

真夏のひんやり体験!大自然の神秘を感じるあぶくま洞&高原ドライブ

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厳しい暑さが続く今年の夏に、ぜひとも訪れたいオアシスを、福島県の阿武隈高原で発見!それは田村市にある2つの鍾乳洞。内部は常に気温15℃ほどに保たれ、自然の力とは思えないほど、驚きのひんやり体験ができます。鍾乳洞で涼んだら、地元の食材を使ったグルメやスイーツを味わって、すてきな高原ドライブにしましょう!

Summary

10:00 平均気温15℃!真夏のオアシス、あぶくま洞へ

まず訪れたのは、あぶくま洞。一歩足を踏み入れると、ひんやりと気持ちのいい空気を感じます。太陽の光が届かない洞内は、一年を通して気温が15℃ほどに保たれているそう。冬には逆に暖かく感じるといいますが、外が暑い真夏にはまったく想像できません…。

平たい鍾乳石「カーテン」を発見!光が透けています
平たい鍾乳石「カーテン」を発見!光が透けています

全長600mのコースを歩いていると、いろいろな形の鍾乳石に出合います。「石筍(せきじゅん)」「つらら石」「洞穴サンゴ」。どれも本当にタケノコやつらら、サンゴのようにみえるから不思議です。

中には、光が透けて見えるほど薄い「カーテン」なんていうものも。あぶくま洞にある鍾乳石の種類と数の多さは、東洋一とも言われているのだとか。

さわってみると、ひんやりしていて気持ちいい!
さわってみると、ひんやりしていて気持ちいい!

そもそも鍾乳石とは、地下水に含まれる石灰分が結晶化したもの。例えばつらら石なら、天井から石灰分を含んだ水が繰り返し落ちることで、下に向かって少しずつ成長していきます。また、水が比較的速く流れているところで結晶化すると、表面がなめらかになるのだそう。

左が「樹氷」で右が「クリスマスツリー」!?
左が「樹氷」で右が「クリスマスツリー」!?

鍾乳石が成長するのは、100年で1cm程度。あぶくま洞の巨大な鍾乳石も、気が遠くなるような時間をかけて形づくられました。自然が生み出した偶然の造形は、一つとして同じものがありません。想像力をふくらませれば、すでに誰かが名前を付けた鍾乳石以外からも、いろいろな形が浮かび上がってくるようです。

あぶくま洞の最大の見どころが「滝根御殿」。高さ約30mの天井からのびる、無数の鍾乳石は、まるでシャンデリアのようです。異世界に来たかのような神秘的な空間を眺めていると、時間が経つのも忘れてしまいそう…。

11:00 入水鍾乳洞で本格的なケイビングに挑戦

想像以上のダンジョン感に冒険心をくすぐられる!
想像以上のダンジョン感に冒険心をくすぐられる!

あぶくま洞から車で10分。洞窟をもっとアクティブに楽しみたい!という人におすすめなのが、入水鍾乳洞です。ロープをつたって上る険しい岩場に、身をかがめないと通れないせまい隙間、ごう音とともに勢いよく流れる滝…。手前からA~Cのコースに分かれていて、BコースとCコースの足場は約10℃の水に浸かっています。奥まで進む場合には、必ず着替えを持って行きましょう。

12:30 スカイパレスときわで野菜たっぷりのカレーランチ

洞窟めぐりでそろそろお腹が空くころ。約800mの山上にあるスカイパレスときわで、ランチタイムです。お目当ては、地元で採れた旬の野菜がたっぷりのった、たむら八彩カレー(750円)。高原育ちの濃厚な野菜を、コク深い自家製ルーが受け止めます。

スカイパレスときわのもう一つの楽しみは、窓からも見えるこの絶景!目の前を遮るものはなく、阿武隈の山々を眺められます。特に夏は、緑が生い茂って何とも言えない美しさ。外に出れば、時折さわやかな風が吹き抜けていきます。

運がよければ、気まぐれな看板猫に会えるかも。

14:00 みやこじスイーツゆいの絶品スイーツをおやつ&おみやげに

おやつを求めて訪れたのは、みやこじスイーツゆい。地元のブランド卵で作るスイーツが評判です。

オーダーしたのは、ゆいプリンセット(540円)。看板商品のゆいプリンは、プルンとなめらかでありながら、しっかりとした食感です。材料は卵、牛乳、砂糖と非常にシンプルなので、卵のやさしい味わいがどんどん広がります。

店内には他にも、たくさんのスイーツが並んでいます。中でも人気があるのが、シフォンケーキ(250円)です。取材中にも、ホール(1080円)を2つも買っていく地元の方が!看板商品のゆいプリン(162円)も、もちろんお持ち帰りできます。

お店がオープンして3年ほど経ちますが、評判はじわじわと広がっていき、今では全国各地のイベントにも引く手あまたなのだとか。

15:30 星の村ふれあい館のお風呂でリラックス

旅の終りにリフレッシュしたくなったら、星の村ふれあい館のお風呂がおすすめ。湯船に満たされているのは「あぶくま天然水」。あぶくま洞や入水鍾乳洞と同じ、阿武隈高原の石灰岩層でろ過された、良質なミネラルウォーターです。

入水鍾乳洞からは車で2分ほどのところにあるので、ケイビングを楽しんだあと、冷えた身体を温めに行くのもいいかもしれません。

ひんやり体験のできる洞窟に、地元の食材を使ったグルメやスイーツ。暑い夏にオアシスを求めて、田村市へ高原ドライブに出かけませんか。

text:相澤なつ乃
photo:keica

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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