東京のギリシャ料理店「SPYRO'S」のおトクな木曜限定ランチで地中海気分を満喫!
白壁に映える真っ青な海と空…、東京にいながらギリシャの大衆食堂“タベルナ”の気分が楽しめるギリシャ料理店「SPYRO'S(スピローズ)」。リピーターからの熱い要望で始めたという木曜限定のランチが、1人でも気軽に楽しめてリーズナブルだと話題です!
Summary
大使館御用達!六本木から蒲田に移転した人気のギリシャ料理店
ギリシャ料理店「SPYRO'S」はJR蒲田駅から5分ほど歩いた雑居ビルにあります。以前は六本木にありましたが、ビルの老朽化にともない2016年にオーナーの地元である蒲田へ移転。六本木時代から常連のギリシャ大使館関係者が今も変わらず通い詰める名店です!
お店の扉を開けると雑居ビルの雰囲気から一変して、白と青を基調にした地中海のリゾートみたいな雰囲気!
日本ではあまりなじみがないギリシャ料理ですが、実は世界中で愛されています。地中海で育ったレモンやトマト、なす、上質なオリーブオイルなどがたっぷり使われていてとってもヘルシー。ヤギや羊のチーズ、ギリシャヨーグルトも有名です。
ムサカやポークギロなど、定番のギリシャ料理が選べる木曜限定ランチ
ギリシャ料理はみんなでシェアして楽しむのが定番スタイルですが、「SPYRO'S」では常連さんからラブコールを受け、木曜限定ランチを900円で提供中!ギリシャ料理ビギナーが1人でも気軽に行けると大人気です!
3種類から選べるメインのイチオシは、ギリシャを代表する料理「ムサカ」。なすやじゃがいも、ひき肉をホワイトソースと重ねた料理でラザニアの起源とも。ディナーだとこの「ムサカ」は1800円。これがランチだと、フェタチーズのサラダとドリンクが付いて900円って破格値すぎるでしょ!
いざ「ムサカ」を実食。直径15cmもあるココット皿に入っていて、かなりのボリュームです。
スプーンをザクッと入れると湯気が上がって熱そう!ハフハフしながらほお張ると、なすもホワイトソースもふっくらしていて、予想外のやさしい味わいにびっくり。バターたっぷりのグラタンみたいに重たくなく、ペロリと食べられます。
ランチに選べるメイン料理の2つ目はギリシャの国民食「ポークギロ」。薄切り肉をオレガノやパプリカパウダーなどのスパイスでマリネしてソテー。これをクリーミーなヨーグルトソース「ジャジキ」と一緒にピタパンに挟んで食べます。
ランチに選べるメイン料理の3つ目は「ほうれん草とドライトマトのピラフ」。レモンをギュッと絞っていただくさっぱりした味わい。ちなみにこのピラフと「ポークギロ」はディナーだと各1100円です。
焼いても溶けない、モキュモキュした食感のチーズ「サガナキ」も必食!
ランチメニューには入っていませんが、「SPYRO'S」に行ったら、ぜひ食べておきたいギリシャの前菜「サガナキ」(750円)。ヤギや羊のミルクを練って作るキプロスの名物「ハミルチーズ」を焼いたもので、モキュモキュした不思議な食感!塩味がきいていて白ワインによく合いますよ。
食べたことのなかったギリシャ料理ですが、クセがなくてとっても食べやすいものばかり。和食のようにその土地の食材を活かしたシンプルな調理法なので、日本人の口にもよく合うのだとか。なんだかギリシャ旅行にも興味が湧いてきます!
実際「SPYRO'S」にはギリシャ旅行に行った人や計画中の人がたくさん来店するそうで、ギリシャの情報雑誌や書籍が置いてあります。オーナー自らまとめた小冊子(写真)も一見の価値あり。ぜひ一度、ギリシャを体験しに行ってみてください!
Text:松本いく子
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