新宿から約1時間。自然の中のテラス席で、できたてのクラフトビールで乾杯!

新宿から約1時間。自然の中のテラス席で、できたてのクラフトビールで乾杯!

食・グルメ ビール天国 ピザ イタリアン クラフトビール 酒蔵
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

ビール工場で飲むビールは味が違うといいますが、その理由の一つには鮮度が関係しているとか。そんなに味が違うのか!?真相を探りに、クラフトビール界の重鎮「福生のビール小屋」へ行ってきました!拝島駅からお散歩気分で20分ほど歩くと、玉川上水の分水「熊川分水」が敷地内を貫く石川酒造があり、その敷地内で造るビールとイタリアンが味わえます。

Summary

小さなブルワリーならではの多様なビールがおいしい

せっかく福生へ来たのだから、迷わずテラス席へ。真昼間ですが、まず注文したのはペールエール!早速グラスを傾けると、きめ細かい泡のあとから口に入ってくる芳醇な香り。まろやかで、のど越し爽やかで、唸るほど美味です。

1998年から醸造開始した定番人気のクラフトビール「多摩の恵(グラス500円、ジョッキ850円、ピッチャー2900円)」は3種類。マスカットのような香りがする一番人気のペールエール、スッキリとした味わいで日本人になじみ深いピルスナー、黒ビールは苦み抑えめで香りのいいミュンヒナーダーク。この他に季節ごとに醸造するブルーベリーエールやスパイスを使用して仕上げた爽やかなビールもあります。

実は、ビールは輸送の揺れでも味が変わってしまうほど繊細なもの。ブルワリーで飲むビールは、おいしいタイミングで出せるようにと「ブルワー」さんが常に気を配っているので、かなりフレッシュな状態でいただけるというだけでもお得感満載です。

「福生のビール小屋」のビールは、自社の地下150mの天然水を使って醸造しているのでさらにフレッシュ。

こちらは2015年に登場したクラフトビールの新シリーズ「TOKYO BLUES」(グラス600円、ジョッキ950円、ピッチャー3300円/瓶503円)。柑橘系の香りとシャープな苦味が印象的なセッションエール、フローラルな香りで飲み飽きないゴールデンエール。そして、シリーズ第3段として2018年5月に加わった、華やかな香りと上品な苦みのシングルホップウィート。こちらのシリーズも飲み比べしたいものです。

 

ビールを引き立てるおいしいイタリアンが嬉しい

ピザももちろん自家製。生地から仕込み、釜で焼き上げます。「生ハムとモッツァレラのトマトソース(1300円)」は、生地はパリっ&モチっとしていて、たっぷりのチーズとフレッシュトマトの酸味がおいしい人気メニューです。酒蔵ならではのピザ「桜えびと酒粕のクリームチーズのピッツァ(1300円)」は、濃厚でクリーミーなチーズと酒粕の香りが相性ばっちり!その他にビールがすすむスペアリブのグリル(1100円)なども。グランドメニューは季節ごとの食材を取り入れ、3カ月ごとにメニューが変わります。

本日のパスタ・ピザ、お肉・お魚料理は、その日ごとの仕入れでメニューが変わります。

お酒をメインに楽しみたいなら6種の食事とクラフトビール、地酒、ソフトドリンクのフリードリンク(2時間)がついたパーティーコースA(5000円)はかなりお得!

ビールのお供としておすすめなのは「前菜の盛り合わせ(1650円)」。前菜&サラダメニューの中からおまかせで5品。注文した単品とかぶらないようアレンジしてくれるのも嬉しいところです。

〆はぜひ「石川酒造の酒粕アイスクリーム(550円)」を。ほんのり酒粕風味の後味が印象的な、あっさり系のアイスです。他にも「クラシックガトーショコラ(550円)」や「ライチシャーベット(550円)」など、デザートは全5種類からお好みでどうぞ。

 

酒蔵ならではの限定グッズをゲットして!

酒ケーキ
酒ケーキ
酒粕石鹸
酒粕石鹸

併設の売店には、樽からでき立てを瓶に詰めてくれる「かめ口」など酒蔵でしか手に入らない季節限定酒や、酒粕石鹸(525円)、大吟醸ケーキ(1500円)などもあり、お酒好きばかりでなく女子へのお土産に喜ばれるものが選べます。

欧米の小さな醸造所のように地域のコミュニティの場にしたい、という想いでスタートした「ビール小屋」。昼は観光ツアーの人たちで、夜は地元の人たちで賑わっています。行く時は予約したほうが安心ですね。


◼︎福生のビール小屋

住所:東京都福生市熊川1番地
TEL:042-553-0171
営業時間:11時30分〜21時30分(LO20時30分)
定休日:火曜

text:下西由紀子(3jags)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください