“なんとなくクラフトビール”から卒業!誰でも自分好みの味と出合える選び方

“なんとなくクラフトビール”から卒業!誰でも自分好みの味と出合える選び方

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夏はビールが1番おいしい季節。特に最近ではクラフトビールが流行中で、ブームだし、デザインがおしゃれだからと、居酒屋やコンビニでクラフトビールを選んでいる人も多いのでは? でも種類が豊富すぎて、自分好みの味にまだ出合えてない…という人必見。初心者でも自分好みのクラフトビールと出合える選び方を、クラフトビールを扱うビアレストラン「ON THE TABLE by Goodbeer faucets」の荒川さんに教えていただきました!

Summary

今さら聞けない「クラフトビール」とは!?5種類の特徴を知って飲みわけ!

そもそもクラフトビールとは“大手ビールではない、小規模生産のビール”のこと。職人さんが品質にこだわって厳選した原料を使っていたり、副原料を加えて個性を出していたり…香りや味わいの多様性に富んだものが多いそう。だからこそ普通のビールより選ぶ楽しさがあるけれど、逆にいうとどれを選ぶか迷ってしまうことも。

そこでまずは、苦味が好きか苦味が弱いのが好きかで選ぶと外さないのでGood!定番のクラフトビール5種類を、上から苦味が強い→弱いの順番にご紹介。

IPA
ホップを大量に使っていることが多く、苦味がどっしりと強い。柑橘の香りがする。

スタウト(黒ビール)
香ばしくコーヒーやチョコレートのような苦味がある。※同じスタウトでも、ものによって苦味が異なる。

ペールエール
味が濃くて、苦味がやや強い。クラフトビールらしい味の濃さを楽しめるため、クラフトビール入門としては最適。

ピルスナー
大手ビールと同様の製法で作られるもの。ホップと麦にこだわられたものが多く、大手のものよりも華やかな香りがする。普段飲んでいるビールと味が違いすぎないので初心者に受け入れられやすい。爽快なのどごしが特徴。

ヴァイツェン
苦味が少なく、バナナのようなフルーティーな香りがする。ビールが苦手な人でも飲みやすい。

色で、シーンで…簡単に気分にあったクラフトビールと出合うためのTIPS

種類を覚えるのもいいですが、もっと簡単に気分にあったクラフトビールが見つかるTIPSがこちら!

・店員さんに大手ビールの好きな銘柄を伝える
店員さんに大手ビールの好きな銘柄を伝えると、味が濃いものが好きか、のどごしが爽快なものが好きか、など判断材料になるそう。好みの味をうまく言語化できない場合はぜひ試してみましょう。

・色で選ぶ
ビールの色の濃淡は味の濃淡にも比例するそう。
濃いもの…深煎りしたものは香ばしい。例:スタウト(黒ビールなど)
薄いもの…ライトで穀物の甘みがでる。例:ピルスナーなど

・ シチュエーションで選ぶ
クラフトビールを飲むシチュエーションによって、のどごし重視か味重視かを変えるのがツウの楽しみ方。
キャンプなどのアウトドアシーン…のどごしが爽快なピルスナーがおすすめ。4〜7℃くらいまで冷やして飲むとよりおいしい。
じっくり味を楽しみたい家飲みシーン…味が濃いペールエールやIPAがおすすめ。冷蔵庫から出して少し時間を置くと、香りが際立ってより味わい深くなる。

クラフトビールに合う食事のペアリングが見つかる3つの法則

おいしいビールのおともに、おつまみを選ぶのって楽しいですよね。荒川さんによると、クラフトビールのおいしさを引き出す可能性がある組み合わせがあるのだとか。その法則がこちら!

1.ビールと食事の色を合わせる
2.ビールと食事の味を合わせる
3.ビールと食事の味を真逆にする

スタウト(黒ビール)を例にとって考えてみると、1.の法則だとすきやきやかばやき、2.の法則だとビターチョコレート、3.の法則だとスイートチョコレートが合うのだとか!

もちろん合うのはこの限りではないそうなので、お食事選びで迷ったら参考にしてみてくださいね。

ご紹介した方法なら、誰でも好みのクラフトビールが見つかること間違いなし。今まで“パケ買い”しか選ぶ余地がなかった人も、好きなクラフトビールの賢い選び方を実践して、“なんとなくクラフトビール”から卒業しましょう!

監修:ON THE TABLE by Goodbeer faucets
大門駅から歩いてすぐのビアレストラン。自社のオリジナルも含め種類豊富なクラフトビールを取り扱う。新鮮なラム肉や彩り豊かな料理も人気があり食事目当てのファンも多数。都内にGoodbeer faucets、WIZ CRAFT BEER and FOODと系列店もあり、それぞれ異なるカラーが面白い。

Text:山勢永子

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