たった30分で2時間の運動効果!高地トレーニングでラクして痩せる!
「痩せなきゃ!」と思ってはいるものの、忙しいのを言い訳に行動に移せていない。そんな女子にこそおすすめしたいスポットが、高地トレーニングが体験できる「ハイアルチ」。その魅力はたった30分歩くだけで、なんと2時間分の運動効果が得られること。今回はそんな注目のスポット「ハイアルチ」をご紹介します!
三茶で登山!?そもそも高地トレーニングって?
“高地トレーニング”とは、低酸素状態の高地で行うトレーニングのこと。この高地トレーニングを、山に行かなくても身近に体験できるようにしたジムが「ハイアルチ」です。
低酸素状態でトレーニングを行うと、ミトコンドリアが活性化することで脂肪燃焼効果が高まり、痩せやすい体へと細胞レベルから変化するのだとか。さらには冷え性の改善や疲れにくくなるなどの効果も期待できるので、女性にぴったりだと注目を集めています。
高地トレーニングは「SpO2(血中酸素濃度)」がキーワード。通常のSpO2の数値は95〜99程度ですが、これが下がると脂肪が燃焼しやすくなるそう。
試しに平地の空間で30秒間全力でもも上げを行ってみたのですが、SpO2の数値は97→96とほどんと変化なし!これだけ激しい運動をしても下がらないなんて…、SpO2を下げるのがいかに難しいか実感しました。
このもも上げを行ったあとの数値「96」を覚えておいてくださいね。それでは、高地ゾーンへ突入!
苦しいトレーニングとはサヨナラ!30分で2時間分の運動効果
高地ゾーンは富士山でいうとおよそ7合目あたり、標高2700mの酸素濃度です。基本2500mをベースとして、日や時間によって多少変動しているとのこと。
頭が痛くなったりしないのかな…と思っていましたが、入ってみると高地状態にいるという実感や違和感はなくびっくり!高いところに行くと耳がキーンとすることもありますが、気圧の変化がないので、その心配も不要です。
高地ゾーンでウォーキングを開始して、 5分後にSpO2を測定。疲労感も何もありませんが、なんといきなりSpO2が「90」に!平地ではあんなに苦しい思いをしても下げることができなかったのに…!それだけ高地状態では、知らず知らずのうちに体に負荷がかかっているようです。
トレーニング中はインストラクターさんが必ず同室に入り、こまめに数値をチェックしながらアドバイスしてくれるので安心。
高地ゾーンの中は17℃ほど。インストラクターさんはダウンを着ていますが、汗をしっかりかいている筆者。汗をかくほど運動しているつもりはないのに、体にはしっかりと変化が出ているみたい…!
途中小走りや早歩きにも挑戦しましたが、息が上がったりするようなことはなく「これで本当に運動効果が出るんですか?」と質問したほど。「後ほど分かりますよ」と不敵な笑みを浮かべられながら30分間のウォーキングが終了!疲労感を感じることなく、最後はSpO2が85にまで下がっていました。
高地状態の中で行うトランポリンやヨガのプログラムも!
今回体験させてもらった「ラン&ウォーク」以外にも、トランポリンでのエクササイズや、代々木上原のスタジオ限定でヨガのプログラムも行っています。平地で行うよりも体に負荷をかけることができるので、ヨガであれば難易度の高いポーズをとらなくても十分効果が出るのだとか。
「ハイアルチ 三軒茶屋スタジオ」は三軒茶屋駅から徒歩3分。不敵な笑みの理由が分かったのは、取材を終えて電車に乗ったころ。プールや海の帰りのような疲労感と眠気に襲われ、効果をひしひしと実感!
より本格的にダイエットをしたい人は30分×週2回のトレーニングがベストとのこと。シャワーや着替えの時間を含めても1時間あれば十分な効果が期待できる「ハイアルチ」。ダイエットするのに「忙しい」はもう通用しません!効率よく痩せられる高地トレーニングにチャレンジしてみませんか?
Text:伊藤香澄(vivace)
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