朝市から飛騨牛グルメ、和パフェまで120%満喫!飛騨高山女子旅モデルプラン
フォトジェニックな町並みで女子旅に人気の飛騨高山。今回は、朝市から始まり飛騨牛グルメ、民芸、和パフェ、地酒や地物を味わえる居酒屋と、1日でメインエリア「さんまち」周辺のイイトコドリができるモデルプランをご紹介します。ぜひ、女子旅に組み込んでくださいね。
Summary
高山のイイモノに出会える、「宮川朝市」
毎日7~12時、宮川沿いに40軒もの露店が並ぶ「宮川朝市」。江戸時代に米市や桑市として栄えた市場で、今は地元の農家で採れたての新鮮野菜や果物、郷土グルメ、土産物屋などが軒を連ねます。試食をしたり、見たことのない野菜の調理法を聞いたり、お店の人との交流も楽しみのひとつです。
春は山菜、夏はトマトや太くて大きなキュウリ、秋になると飛騨地方でしか採れない宿儺(すくな)カボチャなど、ズラリと並ぶ色とりどりの新鮮野菜や果物は値段もとってもリーズナブル!
直径15cmはありそうな「手焼き煎餅堂ほうや」の「ハート型のおせんべい」(1枚200円)。目の前を通ると、おせんべいの香ばしい香りとお母さんの明るい笑顔に引き込まれてしまいます。
フォトジェニックな町並「さんまち」でおみやげ探し
宮川朝市を楽しんだら、高山のメインストリート・通称「さんまち」を散策。古い町屋が立ち並ぶ伝統的建造物保存地区で、通り沿いには和雑貨店や酒造、飲食店などが軒を連ねています。高山ならではの食べ歩きもお楽しみ!焼きたてのみたらし団子や煎餅、ソフトクリームをテイクアウトして食べながら歩きましょう。
ここ数年、さんまちの食べ歩きグルメとして大人気なのが飛騨牛握り寿司。さまざまな食事処で見かけますが、元祖と言われている「坂口屋」の「飛騨牛握り」(2貫800円)は外せません。エビせんべいがお皿になっているのもユニーク!
「レストランルミディ」で飛騨牛ハンバーグランチを
飛騨牛料理のおいしい店として人気のビストロ。オープン以来の名物メニュー「飛騨牛こだわりハンバーグ」(135g2300円)は、ジューシーな飛騨牛と一緒に採れたてのたっぷりの野菜とガスパチョソースが楽しめます。パリやフランス各地での修行経験もあるシェフが作り上げる鮮魚料理も自慢です。
ルミディの向かいにある姉妹店「ルミディ アイ」の大人気テイクアウトメニュー「特製飛騨牛ステーキのサンドイッチ弁当」(2950円)も見逃せません。脂の旨みが絶品の飛騨牛のもも肉部分を惜しみなく使っており、120gとボリュームもたっぷり!
天領幕府時代に商家として栄えた日下部家の民家。国の重要文化財に指定されていて、江戸時代の高山の町家建築を知ることができます。二階建ての吹き抜けの母屋は、梁と束柱の力強い木組みが見どころ。また家の正面玄関の格子、煤で茶色にした木部の仕上げなども鑑賞ポイントです。
別棟の文蔵庫は展示場になっています。飛騨の古陶器やガラスなど、日下部家が収蔵する貴重な民芸品が展示されています。展示品は定期的に入れ替えているので、高山に行くたびに訪れる人も多いそう。
「茶房布久庵」で、日本庭園を眺めながらいただく和パフェ
本葛100%で作るくずきりと本わらび粉やでん粉を独自の配合で練り上げた五福もちも、純和風の店内でゆっくりといただきたい一品。こちらは「布久セット」(1600円)です。
地元客で賑わう「寿楽久」で地酒とご当地グルメ尽くしの夜ごはん
魚介が新鮮で美味しいと、いつも地元客で満員の人気居酒屋。カウンターのネタケースにはおいしそうな海の幸がずらりと並びます。江戸時代に「鯖街道」と呼ばれ魚商のルートとして栄えた高山は、山合いなのに魚介の宝庫!お刺身を肴に飛騨の地酒も楽しめます。
お刺身はその日のネタで「おまかせ盛り合わせ」(1人前2500円)がおすすめ。
もちろん飛騨牛メニューも豊富。ほかにも、高山名物の「こも豆腐ステーキ」(600円)や「ころいも田舎煮」(600円)などカウンターに大皿料理も並びます。ぜひカウンターに座って、陽気な大将との会話も楽しんで!
高山から少し足を延ばせば新穂高まで温泉街が点在する「奥飛騨温泉郷」や、世界遺産の「白川郷」へも行けます。日本三大美祭に数えられる「高山祭」や、旧暦のひな祭り、七夕飾りなど、一年を通して魅力がいっぱいの飛騨高山。目玉イベントの「秋の高山祭」は毎年10月9~10日開催、「春の高山祭」は4月14~15日開催なので、ぜひあわせて訪れてみてください!
Text:鈴木亜里子
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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