プリンの概念が変わる「ミラノプリン」とは?厚さ2cmなのに自立する密度と濃厚さ

プリンの概念が変わる「ミラノプリン」とは?厚さ2cmなのに自立する密度と濃厚さ

食・グルメ カフェ スイーツ パティスリー プリン イタリアン
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

プリンの食感といえば“ぷるぷるやわらか”ですが、そのイメージがひっくり返る「ミラノプリン」をご存知ですか?厚さ2cmしかないのに自立するほど密度があって濃厚!このプリンを販売しているのは東麻布の人気店「Milano Dolce Tre Spade(ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ)」です。

Summary

北イタリアのプリンをアレンジ!グルメな街、東麻布の人気店

麻布十番駅から歩いて5分ほど、人通りは少ないけれど知る人ぞ知るグルメな店が点在する東麻布エリアに「Milano Dolce Tre Spade」はあります。イタリアの国旗とテラス席、壁にかかった“真実の口”が目印です。

オーナーの川邊信治シェフは、地元の宮崎県で26年間イタリア料理店を営んでいましたが一念発起。料理の修行先だった北イタリアを再訪してプリン作りを学び、2015年東京に「ミラノプリン」の専門店をオープンしました。

厚さ2cmでもどっしり自立!濃厚なのにすっと溶ける不思議な食感

こちらが今回お目当ての看板商品「ミラノプリン プレーン(バニラ風味)」(496円)。見た目はプリンというより薄くカットしたチーズケーキみたい。

北イタリアの伝統的なプリンをベースに、川邊シェフが日本人の繊細な口に合うようにレシピを独自にアレンジ。最近日本で流行っている“とろとろプリン”とは真逆の新食感に仕上げたことで、スイーツマニアが大注目!あっという間に広がって、デパートの催事やお取り寄せサイトでも常連になったそう。

いざ実食!スプーンを入れるだけでわかるプリン生地の濃密さときめ細やかさ。まったり濃厚なクリームが口の中にまとわりついたと思ったら、さらーっと消えていくのが不思議!

チーズケーキとパンナコッタのあいだのような、独特の食感がクセになるおいしさです。甘さは控えめでサイズも小さいのですが、どっしり濃厚なので1個で大満足。意外ですが「グラスワイン(白・赤)」(648円)もプリンと相性がいいそうです。

おいしさの秘密はプリンを蒸し焼きにする温度。季節に合わせて絶妙に調節しているそうで、これが真似できそうで難しいプロのワザ! 

大きなサイズの「プレーンホール12cm(カット6個分)」(2940円)も売っています。みんなが集まるときの手みやげにもぴったり!好みの厚さにカットして食べられるのが嬉しいですね。「ミラノプリン」は保存料を使っていないので、賞味期限は購入した日の翌日まで。

チョコ、ピスタチオ、レモンなど、豊富なラインアップに迷うのも楽しい!

「ミラノプリン」はプレーン以外にも種類が豊富に揃っています。通年販売している人気商品はローストしたピスタチオの風味が香る「シチリアピスタチオ」、まろやかな「ボネ(チョコレート)」、さわやかな香りの「リモーネ(レモン)」、苦みがたった「ジャポーネ(抹茶)」、軽やかな酸味の「アランチャ(オレンジ)」(ともに496円)など。

夏には桃やマンゴー味、秋はマロン味、春はいちご味など、季節限定の味が登場します。おもに通販で扱っている「糖質制限ミラノプリン きな粉」(500円)も発見しました!

こちらは1日12個限定で店頭のみの販売「ラ・モーダ」(680円)。小さくカットしたミラノプリンに軽やかな生クリームとフルーツがのった“プリンアラモード”で、ほんのり洋酒が香ります。作るのにとても手間がかかるので、デパート催事にも登場しないレア商品です。

定番商品は通販でも買えますが、店頭でしか出合えない限定プリンや川邊シェフご夫妻とのおしゃべりも楽しいので、ぜひ行ってみてください!

Text:松本いく子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください