ホッキョクグマが頭上をびゅーん!新施設で盛り上がる「円山動物園」へ

ホッキョクグマが頭上をびゅーん!新施設で盛り上がる「円山動物園」へ

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札幌市街地から近い「円山動物園」に、「ホッキョクグマ館」が2018年3月にオープン。クマとアザラシの施設では日本最大級の18mの水中トンネルから、大きくって迫力いっぱい、でもとっても愛らしい姿を間近に見ることができます!

Summary

自由気ままに遊ぶ姿に釘付け!

ホッキョクグマ館には母グマのララ(1994年11月生)と子グマのリラ(2014年12月生)が展示されています。リラは3歳なのでまだ身軽。プールにもザブーンと元気にダイブします。リラよりも一回り大きいララは、頭からソロリとプールへ。

熱い視線を感じて振り返ると…、お隣に展示されているゴマフアザラシが!カワイイお顔でじーっと見つめています。野生では捕食関係にあり、ホッキョクグマがゴマフアザラシを食べてしまうのです。ここにいるゴマフアザラシたちは絶対に襲われないことを知っているのか?のんきに泳いでいる姿との対比もまたシュールです。

真上にお座りしていると、足の裏もばっちり見えます。ホッキョクグマはクリーム色がかかった白に見えますが、表面の保護毛の色は実は透明で中は空洞。光りの屈折で白く見えるのだそう。

クマも個体で性格が大きく違います。ララは頭がよいため警戒心が強いそうですが、雄のデナリ(1993年3月生)との間に8頭の子どもを産み育てた子育て上手。国内で単独トップの記録です。

大きくてのんびり屋のデナリは、ララとの相性がよく、子づくり上手。横の飼育館にいるので見て行ってくださいね。ララとデナリの子ども「イコロ」は、なんと上野動物園で会う事ができますよ!

活発に泳ぐホッキョクグマは午前中が狙い目。開園直後は特に元気に活動していることが多いそうです。

キュートなホッキョクグマグッズが勢揃い

アニマルノートB5サイズ(280円)、ねそべりマグネット(648円)
アニマルノートB5サイズ(280円)、ねそべりマグネット(648円)

正門を入って左手にあるオフィシャルショップにはアニマルモチーフのカワイイグッズがズラリ。もちろんホッキョクグマのアイテムもたくさんあります。

ホッキョクグマのぬいぐるみはサイズや表情が豊富です。寝ている姿のホッキョクグマおやすみシリーズ(1836円〜)はベッドに置いて一緒に寝たら気持ちよさそう…。

フロストマグカップ(550円)、アニマルスプーンフォーク(165円)
フロストマグカップ(550円)、アニマルスプーンフォーク(165円)

園内にはショップやカフェ、食事どころが点在しています。そのうちホッキョクグマグッズはオフィシャルステーション(西門側)、オフィシャルショップ(正門側)で購入できます。

まだまだいます、モフモフのカワイイ動物たち!

ホッキョクグマの他にもモフモフのかわいい動物たちが飼育されています。こちらは人気のレッサーパンダ。木登りが得意で木から木へと活発に動き回るのは早朝と夕方、日中は寝ていることが多いそうです。

レッサーパンダと同じゾーンにいるエリアで飼育されているユキヒョウ。貫禄がありますが、リラックスした表情がなんともいえない可愛さです。

エゾリス
エゾリス

こども動物園内にいる小さなモフモフは、夏毛は茶色、冬毛は茶灰色と毛の色が変わるエゾリス。厳寒期の冬の北海道でも冬眠せずに雪の中を活動するリスです。2018年4月に誕生した赤ちゃんにも注目です。

オオカミは、昼前に行くとお眠りタイムでした。父の「ジェイ」、子の「ルーク」と「ショウ」のオス3頭が飼育されています。かつての北海道にはエゾシカとオオカミが共存し、自然環境の中でバランスを保っていました。北海道の森をイメージしてエゾシカと一緒の館で展示されています。

園内には動物全170種、900点の展示飼育を行っているので、ここでは紹介しきれませんがカワイイ動物がまだまだたくさんいます。

人気のイベントは、毎年一度(2018年は8月10日〜15日開催)、開園時間を21時まで延長する「夜の動物園」。夜行性の動物たちが活発になり、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。ちなみに2017年は1日で1万人もの人が来園したそうです。

円山動物園はリニューアルが進んでおり、2018年秋完成予定のゾウ舎には、ミャンマーから4頭のアジアゾウがやって来る予定。どんどん楽しさを増す円山動物園、これからもその動向に要注目です!

text:下西由紀子(3jags)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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