終電を逃したらPARCOにお泊まり!本棚に埋もれて眠る幸せホステル
「BOOK AND BED TOKYO FUKUOKA(ブックアンドベッドトウキョウフクオカ)」は、美しい本や雑誌で溢れる小さなホステル。街中にありながら、喧騒から隔絶された和やかで知的な空間が広がっています。九州一の繁華街、天神のど真ん中で、「夢中で本を読んでいたら、いつの間にか眠ってしまう」。そんな至福の寝落ち体験をしてみませんか?
ブックラバー悶絶!本にまみれて過ごせる空間
ここは天神のど真ん中にある“B&B”。一般的な「ベッド&ブレックファスト」ではなく「ブック&ベッド」。つまり、本と一緒に泊まれる宿なのです。入口の窓枠のようになっているのは、びっしりと詰まった古書。本がインテリアの一部になっています。
店内はどこを見回しても本だらけ!福岡が誇る気鋭の書店・ブックスキューブリックの選書による幅広いジャンルの書籍や雑誌、マンガで溢れかえっています。所蔵は2000冊以上。さらに現在進行形で、毎月数十冊ずつ追加されているのだとか。購入はできないので要注意。
「福岡のグルメ本をチェックしたい」「この本探してたやつだ!」「この装丁なんか可愛い」。理由はなんでもいいから、1冊でも10冊でも手にとって、好きな場所へ移動。
お泊りだから時間を気にせず、どっぷりと読書時間に浸れちゃいます。疲れたら共用のシャワー室でリフレッシュ!雑貨屋さんみたいにおしゃれな物販スペースで、オリジナルパジャマを購入することもできます。
スタッフが24時間常駐しているので、女性一人の宿泊でも心配は無用。実際、お客さんの7割が女性なのだそう。
気分はドラえもん。居心地よすぎの棚ベッド
個人の専用スペースは本棚と一体化した造り。まるで押入れをベッドにしたような空間にわくわくします。
寝具は簡素なマットレスとまくら、布団だけという潔さ。リネンも清潔で小ぶりながら貴重品入れもあり、読書と睡眠の空間としては必要十分です。カーテンを閉めれば、人の目線もシャットアウト。どんなポーズで、どんな顔で本を読んでいてもバレません。
こちらはシングルベッドタイプ。ほかにダブルベッドもあります。ダブルを二人で利用すれば1泊1人3000円!この立地でなんともお得。
さらにデイユースも可能なんです。プランによっては昼間もベッドを使えるため、最高の昼寝時間をむさぼれちゃいます。
お泊まり会に異文化交流。ホステルならではの楽しみもいっぱい
宿泊客は24時間出入りできて、飲食物の持ち込みも、フードのデリバリーを頼んでもOKと、PARCOの中にありながら、自由度はかなり高め。フロントデスクで地元のクラフトビールやおやつ、コーヒーを購入することもできます。
給湯室にはバルミューダのトースターを始め、湯沸しや加熱に必要な器具が揃っているので安心。持ち込み可能なので、お気に入りのスナックやスイーツをお共にくつろげます。
給湯コーナー前では滞在者同士、ドリンク片手にトークが弾むことも多いとか。利用者の3~4割が海外からの観光客なので、福岡にいながらにして異文化交流ができるのも、ホステル滞在の醍醐味です。
ショッピング、グルメ、アクセスと、すべてにおいて超絶便利なロケーションにあるこのホステルは、旅行者はもちろん福岡在住女子にとってもありがたい存在です。
実家同士のメンバーでお泊まり会の場所に困っても、終電を逃して帰れなくなっても、もう大丈夫!私たちにはBOOK AND BED TOKYO FUKUOKAがあるから!
text: 仁田茜
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