食卓を格上げ。アンティークになるまで愛用したい手作りの陶器が買えるアトリエ
いつものおうちごはんをおいしく見せたい時に一役買ってくれるのが“陶器”。中でも手づくりのものは、人の手によって作られるからこその味わいがあって素敵ですよね。そこでご紹介したいのが、1点1点丹精込めて制作されたオールハンドメイドの陶器を販売するブランド「MISHIM POTTERY CREATION(ミシン ポタリー クリエイション)」。「将来アンティークになっていけるもの」を目指し、個性的な陶芸作家さんたちとコラボレーションした家具や食器などを展開しています。今回は、「MISHIM POTTERY CREATION」の食卓をワンランク格上げしてくれる器たちをご紹介します。
護国寺駅より徒歩3分。実際に手にとって購入できるアトリエショップ
「MISIM POTTERY CREATION」のアトリエショップは、有楽町線護国寺駅より徒歩3分ほどの場所にあります。通常はオンラインショップでの販売が中心となっていますが、不定期でこちらのアトリエもオープンしていて、実際に作品を手にとってみることができます。
作家さんたちが1つひとつ手作業で作っているため、同じシリーズのアイテムを比べても微妙に表情が違っているのが魅力。手にとって比べてみると、それぞれの個性を感じるでしょう。
どんなシーンにもマッチ!食卓が華やぐ4つのシリーズ
作家さんは、1人で活動されている方から複数名で取り組まれているグループまで様々。制作スタイルも、北欧テイストな作品から日本の伝統技法を使った作品まで全く異なります。
現在「MISHIM POTTERY CREATION」で取り扱っているシリーズは全部で7種類。その中から今回は1つ取り入れれば食卓が華やかになる4種類をピックアップしてご紹介します。
まずご紹介するのは「気づきのある暮らしをおくる人へ」をコンセプトに3人で活動されている「3RD CERAMICS」との共作シリーズ「DRIPS&PUDDLES」。
白土の陶器に鮮やかなブルーがにじんでできた模様は目が離せなくなるほどの美しさです。呉須(ごす)という青藍色の顔料を手作業でにじませて模様をつけているため、1つとして同じ模様はありません。模様がみずみずしい印象なので、この時期旬な夏野菜やフルーツと相性がいいでしょう。
こちらは繊細でファンタジックな表現の作品が得意な佐藤牧子さんとのコラボレーションによる「skog」シリーズ。スウェーデン語で「森」という意味で、グレーの器に自然のモチーフが描かれています。北欧テイストなデザインがシンプルで洗練された印象です。
こちらの「seed」はその名の通り木の実がモチーフで、転がったり弾けたりする様を描いています。プレートのデザインがポップなので、お皿いっぱいに料理をもらなくても華やかな雰囲気に。器と同じデザインのマグも用意されています。
粉引きの器を中心に制作されている新井尋詞さんとの共作シリーズ「soak」。「浸す」という意味をもつこのシリーズは、素焼きの器を釉薬(ゆうやく)という、器の表面に光沢を出す液体に浸す工程から名付けられています。
色の濃淡やムラの振れ幅が大きく、1つ1つ表情が違って見えるのが特徴。また、「鎬(しのぎ)」と呼ばれる表面を削り出す技法が使われていて、刻まれた線はまさに職人技といえるほどきれいです。
お皿の1/3位にしのぎが入っているので、のせるものが少量でもバランス良く合わせられます。
こちらは創業700年の窯元「兵山窯」とのコラボレーションによるシリーズ「fractal」。器を焼いた時に温度や風の影響によって釉薬の縮れが刻まれる「梅花皮(かいらぎ)」と呼ばれる技法を用いていて、細かなヒビが特徴的です。
また、釉薬とは別に「サビ」と呼ばれる液体をかける工程が施されていて、よりヒビの印象が力強く出ています。釉薬もごく薄くしかかけられていないため、使用していくほどに油や色が染み込み、まさに世界に1つだけの器ができあがるというのも魅力的。
上品な印象の器なので、食卓はもちろん、インテリアにしても映えるでしょう。
使い込むほどに愛着がわく1枚で日々の食卓を格上げ!
落ち着いたカラーとシンプルで無駄のないデザインの器は、どんなシーンにもマッチして使い勝手も抜群。1つひとつに手作りならではの温かみがあり、使い込むほどに愛着がわいてくるでしょう。
あなたもアンティークになるまで使いたくなる、お気に入りの1枚を探してみてはいかがでしょうか。
※アトリエショップの営業は不定期となっております。直近の営業情報についてはHPよりご確認いただけますので、そちらをご参照ください。また、商品についてはオンラインショップより購入することもできます。
http://mishim.com/mpc
Text;ひろみん(ism)
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