日本三景のひとつ「天橋立」で絶景を股のぞき【Masaの関西カメラさんぽ7】

日本三景のひとつ「天橋立」で絶景を股のぞき【Masaの関西カメラさんぽ7】

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京都府北部にある天橋立は、松島、宮島と並んで日本三景のひとつとして有名ですが、展望台から見る、約3.6kmの松林は、本当に天にかかるような橋に見えて、自然が作り出す神秘の世界に感動します。松林のサイクリングや展望台へのリフトなど楽しめるところもたくさんあり、大満足間違いなしですよ。

Summary

自然に作られた造形美。上から見るだけじゃない美しい砂浜の絶景

天橋立は、沿岸流により運ばれた砂によって自然に作られた地形ですが、上から見ると分かるようにたくさんの松の木が植えられています。幅が広いところでは砂浜も広がっており、夏場は海水浴やビーチバレーを楽しむ場所としても人気。監視台のようなものを発見しました。

監視台の上から見た景色は、海も広く見えてとても綺麗なブルー。砂浜もとても綺麗で、松林を横断中もついつい寄り道をしてしまいました。

気持ちよくて走りたくなりますね。

両サイドが海の道を、風を受けながらサイクリングするのは最高!

天橋立の橋に見える部分を歩いて渡ると、片道1時間ぐらいかかるのですが、歩いているとあちこちにレンタサイクルがあります。3時間で500円ぐらいが一般的。この松林を自転車で通り抜けるのがとても爽快で気持ちいいのです。片道30分ぐらいで向こう岸にたどり着きますが、寄り道しながらゆっくりと行きたいものですね。

青い空に青い海、赤い自転車、最高ですよね。思わず自転車を停めて写真を撮りたくなる場所でした。

リフトに乗りながらの「斜め一文字」もじっくり見られておすすめ

今回は奥の天橋立駅側に車を停めて、対岸の傘松公園まで登ってきました。上りも下りも、リフトかケーブルカーから選べます。天気のいい日はリフトが気持ちいいですね。天橋立で最も有名な風景の「斜め一文字」をじっくり堪能できます。

ここに来たらコレ!やっぱり定番の「股のぞき」

傘松公園まで上ったら、やることはひとつ。股のぞきです。股の間からのぞくことで、天橋立がまるで昇り龍のように見えるかも。天地が逆転して見える「股のぞき」発祥の地として有名で、ここに行けばみんなこの格好で写真を撮りあっています。

この景色を見られるスポットはあちこちにあります。股のぞきが恥ずかしい方は普通に撮ってもOK!この日はここに傘松公園のイメージキャラクターである「かさぼう」が出てきていました。かわいいので見つけたらぜひ一緒に撮ってください。

100年ほど前の赤レンガ倉庫群は、とてもノスタルジックな空間

護衛艦が停泊する旧海軍の町、舞鶴にも足をのばしました。天橋立から1時間以内で行ける距離なので、ぜひセットで行きたいところ。ここには全部で12棟からなる「赤れんが倉庫群」が残っています。旧海軍の倉庫として明治、大正時代に造られたそうですが、レンガ造りとしては貴重な近代建築とのこと。

フォトスポットとして有名な丸型のポスト。当初展示用だったものが実際のポストとして復活しました。赤レンガに見事にマッチしていますよね。

近くに座ると分かりやすいのですが、とても大きな建物です。歴史を感じますね。

天橋立は高速道路の整備により、京阪神地区、北陸、東海からもアクセスが良く、日帰りでも十分楽しめる距離になりました。大自然が創り出した絶景を自転車でのんびりとサイクリングし、山の上から絶景を眺める。そんな休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

photo:西山雅彦

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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