フレーバーは21種!温度管理にとことんこだわる京都のチョコレート専門店
賞味期限が10分という「10分モンブラン」で巷の話題をさらった「Sweets Cafe KYOTO KEIZO(スイーツ カフェ キョウト ケイゾー)」のテイクアウト専門店が、「CHOCOLATORY KYOTO KEIZO(ショコラトリー キョウト ケイゾー)」。一流洋菓子店で40年以上勤めあげ、2016年に自身の店を開店させたKEIZO氏が、もっとも得意とするチョコレートに特化した専門店です。
Summary
試食はご自由に。21種類のフレーバーチョコレート
フレーバーは現在21種類。レモン&ホワイトチョコ、さくら&ホワイトチョコ、スイートチョコ/カカオ50、スイートチョコ/カカオ60…と、たくさんある商品は、すべての味を試食することができます。
砕いたチョコレートのかけらは、ひと粒でもすごい存在感で、フレーバーの味をしっかりと伝えてくれます。カカオの分量が変わるだけで、味の違いは歴然。
形状はシンプルな板チョコ。フレーバーに合わせた包装紙で包まれていて、バレンタインなどの贈り物にも人気だとか。形はスタンダードでも味に特別感があるので、さりげないプレゼントにちょうどいいですね。
パッケージをよくみると、「45−29−31℃」などの文字が。この数字はテンパリングの温度で、ミルクやホワイトチョコは27-29℃、スイートチョコは29−31℃と、保つ温度が違うそう。
この「2℃の差」を保つことが、美味しいチョコレートを作り上げるコツなのです。
とくに人気のフレーバーはどれ?理由も教えてもらいました
フレーバーの多さが特徴の「ショコラトリー キョウト ケイゾー」のチョコレートですが、むやみに香料でバリエーションをつけるのではなく、素材本来の香りと味わいをチョコレートにギュッと凝縮させています。
例えばピスタチオチョコは、イタリアで2年に1度だけ収穫される絶品ピスタチオをベルギーのホワイトチョコにたっぷり溶かし込んだもの。とても贅沢なチョコレートです。
こちらはスリランカ産の最高級アールグレイの香りをまろやかでコクのあるミルクチョコレートとあわせた、女性に特に人気のチョコレート。
紅茶はもちろん日本茶にも合う、まったりやさしい甘さです。ふわっとしたアールグレイの香りが口中に広がり、ひとかけで幸せな気分に。
ほかにも独特の風味が一度食べたら忘れられない「トリュフ&チョコレート」や「スパイス&スイーツチョコレート」など、お酒にも合いそうなフレーバーのチョコレートも人気。
すべて試食させてもらえるので、自分好みの1枚を探し出してください!
カフェでも人気のケーキや焼き菓子をテイクアウト
もともと、同じ商店街にある「スイーツ カフェ キョウト ケイゾー」でもテイクアウトに対応していましたが、あまりの注文の多さに追いつかず、それならばと新しいお店でテイクアウトのコーナーを設けることに。
カフェで人気のモンブランは、テイクアウト向けに改良してあります。KEIZO氏に伺うと、「家に帰ったら、まず冷蔵庫で30分間から1時間しっかり冷やす」のがいちばんおいしい食べ方だそう。冷たくして食べることで、味が引き立つように作られています。
こちらもカフェで提供されている焼き菓子。かわいくラッピングされていてお手頃価格なので、ちょっとした手土産にもいいですね。
あの“モンブラン”がドリンクに!夏限定の「モンブランシェイク」
こちらは、夏限定の「モンブランシェイク」。ベースはさっぱりとしたほうじ茶シェイクで、そこに濃厚なピスタチオのモンブランをトッピング。まったりとした甘さを、カップの奥に潜ませたコーヒーゼリーが中和してくれます。
人気カフェ待望の、テイクアウトとフレーバーチョコレートの専門店。疲れが溜まってるなぁ〜と思ったら、こだわりのチョコレートで癒されましょう。
Text:小西尋子
photo:中野貴裕
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