試飲もガイドツアーも無料!世界が認めるウイスキーを楽しむ大人の工場見学

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札幌から電車で約1時間。余市駅から2〜3分歩くと、国産ウイスキーの郷「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」が現れます。豊かな水、澄んだ空気、冷涼な気候と、ウイスキー原酒が育つのに最高の環境である余市に、“日本のウイスキーの父”と呼ばれる竹鶴政孝氏が1934年に創業しました。工場内は自由に見学できますが、ウイスキーについて教えてくれる無料ガイドツアーに参加するのがおすすめ。ツアー後半の無料試飲でじっくり本場のウイスキーを味わってみて!

Summary

無料ガイドツアーに参加。知れば知るほど奥深いウイスキーの世界

乾燥棟
乾燥棟

正門でツアー受付を済ませて、ウイスキーの製造工程見学スタートです。蒸溜所のシンボル「パゴタ屋根」の乾燥棟(キルン棟)はピート(草炭)で大麦をいぶしながら乾燥させ、大麦麦芽(モルト)を作るところです。ウイスキーの独特なピート香(スモーキーなフレーバー)はこの工程でつけられます。(現在ピート香は特別見学会などのイベント時のみ焚いています)

蒸留棟
蒸留棟

こちらはもろみを加熱してアルコール分を抽出する蒸溜棟。余市蒸溜所の一番の特徴は、世界でも稀な石炭による「石炭直火焚き蒸溜」。お米を釜で炊くとおこげができるのと同じように、直火の800〜1000℃で蒸溜することで芳ばしい香り、力強い味わいと奥行のあるウイスキーができるのだそうです。

国際的なウイスキーコンテスト「ワールド・ウイスキー・アワード」で世界最高賞をとっているのもこの特殊な蒸溜の成果が大きいといわれています。

一号貯蔵棟
一号貯蔵棟

蒸溜のあとは、熟成です。樽の木目を通して呼吸している原酒たち。一般的に数年〜数十年かけて熟成するのですが、樽の中で長い時間熟成させると琥珀色になり、なめらかな口当たりと円熟した蜜のような深みを増していきます。ちなみに、原酒は20年熟成すると約半分が蒸発するのですが、これを「エンジェルシェア(天使の分け前)」と呼んでいます。蒸発したウイスキーが空に上って、天使たちが飲んでいる、というかわいいお話です。

ウイスキー博物館
ウイスキー博物館

貯蔵庫を改装したウイスキー博物館は、ウイスキーについての歴史や製造工程を展示する「ウイスキー館」、創業者・竹鶴政孝と妻・リタの物語やスコットランドでウイスキーのことを学んだ際の資料、朝ドラ「マッサン」の衣装などが展示されている「ニッカ館」の2棟あります。

ガイドツアーは毎日9〜12時、13時〜15時30分。毎時00分、30分に開催しています。見学時間は約50分なので、時間を作ってぜひ!

香ばしい甘い花の香り!?個性的な3種類を飲み比べ!

3コップ

ウイスキーの知識をいっぱい詰め込んだ後は、敷地内の奥にあるニッカ館でウイスキー試飲へ。竹鶴ピュアモルト、スーパーニッカ、アップルワインの3種類(1人各1杯)。他にソフトドリンク、水、氷、炭酸水が自由に使えます。お盆にお酒各1グラスを乗せて窓際席へ。広い敷地を眺めながら、北の大地で育まれたウイスキーに乾杯!自販機でおつまみも購入できるのでぜひお供に。ちなみに、人気ベスト3はクリームチーズおかき(100円)、スモークチーズ(310円)、北海道ジャーキー(310円)です。

余市
余市

余市蒸溜所や宮城峡蒸溜所などのモルトウイスキー原酒をヴァッティング(ブレンド)した100%のウイスキーをピュアモルトといいます。香り高い、豊かな味わいの「竹鶴ピュアモルト」は水1:ウイスキー1の「トワイスアップ」という割り方で。水を加える事で花が咲くように香りが立つという、ブレンダーやバーテンダーがテイスティングする際の飲み方です。

スーパーニッカ
スーパーニッカ

力強いモルト、華やかなモルトなど異なる特徴をもつ複数の原酒と、個性を引き立てるカフェグレーンなどをブレンドしたブレンデットウイスキーの「スーパーニッカ」。こちらは氷3、水2、ウイスキー1の水割りで。ブレンドの複雑な香りや味わいを知るには水割りが一番です!

アップルワイン
アップルワイン

「アップルワイン」は実はウイスキーより先に生み出された歴史あるお酒。ロック(氷2、アップルワイン1)でもいいのですが、ほんのり甘い、爽快なハイボールがおすすめです。おいしいハイボールの作り方は氷3、アップルワイン1。炭酸水をグラス半分まで注ぎ、マドラーで1〜3回軽く混ぜてできあがり!

有料試飲カウンターでは今ではなかなか手に入らない竹鶴21年(15cc・500円)や余市蒸溜所限定酒などを有料で試飲できます。無料試飲の後はこちらで違うウイスキーをトライしたいですね。

お土産は限定品をゲット!帰りは敷地をゆっくり散歩して

土産
お土産

売店にはたくさんのウイスキーが並んでいますが、蒸溜所限定の商品もいくつかあるので要チェックです。シングルモルト余市ウッディ&バニラ(6680円)、500mlミニチュア抱き熊余市(1954円)、チョコボール樽(1350円)はここでしか買えないので、おみやげにおすすめです!(※チョコレートは7月末で終売になりました)

旧竹鶴邸
旧竹鶴邸

旧竹鶴邸は、実際に竹鶴夫妻が使用していた住居を工場内に移築したもの。庭園の木や草花も一緒に持ってきたそうで、5〜7月は様々な花が咲き誇ります。公開は玄関ホールと庭園だけですが、数々の2人の想い出の物が陳列され、その生活を偲ぶ事ができます。ちなみに竹鶴氏は、300mlのウイスキーを毎日一本のペースで晩年まで空けていたそうです。

工場内
工場内

広い工場内には、余市町の文化財に指定された旧事務所や、研究室だったリタハウスなど、みどころがたくさん。ほろ酔いで歩いているといい気持ちです。

余市蒸溜所ではウイスキーづくりを実際に体験する1泊2日の「余市マイウイスキーづくり」も開催しています。自分たちがつくったウイスキーを10年後に1本プレゼントしてもらえるというステキなイベント。4〜6月、9〜10月の2期に行われるので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

text:下西由紀子(3jags)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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