気に入った食材をその場で買える!ありそうでなかった新感覚イタリアン
日本とイタリアの食材にとことんこだわった、東京・代々木上原にある「Quindi(クインディ)」。元同僚だった男性5人でスタートしたというこのお店は、料理を楽しみ、興味をもった食材があれば併設のショップスペースで購入できるというのがうれしいポイント!新感覚スタイルのレストランをご紹介します。
選りすぐりの食材から生まれる極上イタリアン
お店のこだわりが詰まったメニューのひとつが「ランチプレート」。その日のおいしいものが、なんと約25種類も味わえるんです。
鳥取の鹿や沖縄・今帰仁アグーの手作りシャルキュトリー、おひたしをイメージした江戸菜としょっつる、ワイナリーから届いたヴィネガーでマリネしたスズキなど、少しずついろいろな料理が。3種類のパンが付くので、のせたり、はさんだり、好きな食べ方を楽しめます。
種類豊富な料理と合わせるなら、「山形県酒井ワイナリー」のオールマイティーな白ワイン「まぜこぜワイン」がおすすめ。料理の邪魔をしない、軽やかな口当たりです。
鳥取県の大江ノ郷自然牧場で平飼いされた玉子とイタリア・ヴェネトでBazzaという家族が作るパンチェッタ、2つのこだわり食材で作った「カルボナーラ」は、濃厚な味わいにピリッとしたコショウがアクセントになっています。
「カルボナーラ」に合わせるワインは、オリジナルの「F.C.Quindi」がおすすめ。食用ブドウで醸造した異なる4種のワインをブレンドしたもので、爽やかな口当たりが濃厚パスタと相性抜群です。
ちなみに、こちらがおいしい「カルボナーラ」のヒミツ、安藤シェフこだわりの2つの食材。パンチェッタはお店で量り売りもしているそうです。
“おいしい”と思ったら併設ショップで即買い
「Quindi」の特徴のひとつは、レストランでの食体験をおみやげとして家庭の食卓に持ち帰ることができること。パスタやオリーブオイル、秋田のしょっつるなど、バラエティに富んだラインナップです。
ワインは常時100~120本が揃い、日本とイタリアのみにこだわっています。味の好みや予算を伝えれば、おすすめを選んでもらえるので、相談してみてくださいね。
コンクリート打ちっ放しのおしゃれ空間
「飲食店ぽくない雰囲気にしたかった」という店内は、コンクリート打ちっ放しで、シンプルでスタイリッシュ。
こちらが、料理歴15年という安藤曜磁シェフ。「イタリア料理がベースですが、自分がいいと感じたら料理のジャンルを問わずに取り入れる」がモットーだそうです。オープンキッチンになっているので、シェフが腕をふるう姿も見ることができますよ!
「日本にも、もっといい食材がいっぱいある!」との思いから、スタッフみんなが全国各地からさまざまな食材を発掘する努力もしているのだとか。ふらりと立ち寄ってみると、今まで知らなかった食材に出会えるはずです。
Text、Photo:粟屋千春
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