ハンドメイド女子が夢中!キラキラきれいな“貝ボタン”専門店
シャツやブラウス、スカートなど、洋服に欠かせないボタン。普段、何気なくとめているボタンですが、プラスチック、べっ甲、布でできたくるみボタンなど、さまざまな種類があることをご存知ですか?今回は、兵庫・岡本にある、貝ボタンだけを扱う小さなお店「atelier PD(アトリエ ペデ)」をご紹介します。
小さな店内にはボタンがズラリ
阪急岡本駅から西へ約10分ほど歩いたところ、住宅街の一角にあるおしゃれな外観がひときわ目をひくこちらが「atelier PD」です。関西ではもちろん、全国的にも珍しい“貝ボタン”の専門店です。
オープンしたのは2015年4月。オリジナルの貝ボタンの卸しをしていたオーナーの宮崎さんが、実際に使う方の顔を見ながら商売をしたい、という気持ちでお店を始めました。
ハンドメイド作家さんのアトリエといった雰囲気の店内には、貝ボタンがずらり。白蝶貝で作られたボタンをメインに、チャームも並んでいます。店内に並ぶ商品の90%がオリジナル。すべて宮崎さんがデザインし、海外にオーダーして作っています。大小さまざまな丸ボタンをはじめ、花の形、動物モチーフなど、どれもとても繊細。
「四角・三角・だ円など、いろいろな形やサイズのボタンがありますが、洋服に使いやすいのは、丸型ですね。小さなボタンのなかに模様やカットを駆使した個性的なボタンは、ひとつでも存在感があるので、ワンポイントに使っても。また、大きなボタンはアレンジ次第でアクセサリーにもおすすめです」と宮崎さん。
存在感あるデザインの貝ボタンはブローチに
注目のアイテムのひとつが、ブローチです。人気は、猫や鳥の形をした動物モチーフのチャームやボタン。裏側にピンを付けるだけで、簡単ブローチの完成です。
シンプルなシャツやワンピースに1、2個付けるだけで、洋服の表情も華やかになります。バッグや帽子に付けるのもいいですね。
ビーズやボタンを使った豪華ブローチを作れるワークショップ
月に2~3回、数種のパーツを組み合わせて作るブローチのワークショップも開催。お店で販売しているオリジナルブローチを参考に、ボタン、ビーズを組み合わせて、オリジナルのブローチが作れます。
デコラティブなデザインのブローチは、存在感があって素敵!自分のセンスで作る達成感も味わえるのが魅力です。ワークショップは随時行っているので、問合せてみてください。
広い海のなかで育った貝殻で作られる小さなボタン。海から飛び出してボタンへと形を変えた貝殻は、太陽の光を浴びて、キラキラ輝きます。たくさんの貝ボタンが揃うお店へ、ぜひお気に入りを探しにでかけてみませんか。
text:いなだみほ
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