重さは2kg超え。「軍艦シュークリーム」を人生で一度は頬張ってみたい!

重さは2kg超え。「軍艦シュークリーム」を人生で一度は頬張ってみたい!

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サイズは直径26cm、重さは2kg超え。人の顔より大きなシュークリームがあるってご存知ですか?それは長崎県の港町・佐世保で昭和初期に創業した洋食店「蜂の家」の名物スイーツ。1週間前に注文すれば東京でも手に入ると聞き、さっそく予約をしてみました!

Summary

昭和23年に長崎県・佐世保で創業。洋食店「蜂の家」の東京1号店

2007年にオープンした東京1号店「蜂の家 銀座店」は、歌舞伎座がある東銀座駅からすぐの場所にあります。

そもそも「蜂の家」とは昭和23年に長崎県・佐世保で創業した老舗の洋食店。米軍基地があったこともあり、開店当時に異国の雰囲気ただよう「欧風カレー」と「ジャンボシュークリーム」を売り出したところ大人気となり、長崎県民からブレイク!

東京では「蜂の家」のことはあまり知られていないので、銀座店がオープンした当初はカレーだけを提供していました。それが佐世保本店を知っているお客様から「蜂の家といえば、あの名物シュークリームあるの?」と声がかかるように。

「蜂の家」のシュークリームは「ジャンボシュークリーム」と「軍艦シュークリーム」の2種類があり、銀座店では予約が入ったときに限り佐世保本店から空輸で取り寄せるのだとか。東京では大きく宣伝していないので裏メニュー的存在というわけです!

通常サイズの10個分!長崎県民のソウルスイーツ「軍艦シュークリーム」

今回のお目当ては、ただでさえ普通のサイズよりも大きな「ジャンボシュークリーム」の、さらに10倍サイズの「軍艦シュークリーム」!予約は最低でも1週間前までが原則です。

期待に胸を膨らませてお店に取りに行くと、スタッフから手渡されたのは大きなホールケーキ用の箱。「ここにシュークリーム1個が入っているの!?」と思わず絶句…。ズッシリした重さがあり、最初は片手で持ち運んでいましたが、途中で腕がしびれてしまい両手でかかえ直したほどです!

いざ「軍艦シュークリーム」(6000円・長崎から取り寄せる送料込)とご対面!ゴツゴツした岩の塊みたいで、信じられないほどのド迫力です…。まさに軍艦!箱の中にはひょうたん形の容器に入ったソースが10個も入っています。

お行儀が悪いのですが、シュークリームの皮の上部に切れ目があったので、持ち上げて中をのぞいてみます。ものすごい量のクリームにノックアウトされそう!

「軍艦シュークリーム」の誕生秘話をうかがうと、1988年頃、ある娘さんが「母が大好きな『蜂の家』のシュークリームで誕生日ケーキを作ってほしい」と依頼したことなんだそう。ほっこりするいいお話ですね!

7種のフルーツがイン!ちょい足しする“スカッチソース”が味のアクセントに

さっそくカットしてみました!クリームの中にはゴロゴロと大きめのフルーツがちらほら。この状態で初めてみた人は、もはやシュークリームだとは気づかないことでしょう!

興味が先だってクリームの中からフルーツを取り出してみました。入っているのは、いちご、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、マンゴー、ぶどう、焼きりんごの7種類。ちなみに通常サイズの「ジャンボシュークリーム」に入っているフルーツは3種類。「軍艦シュークリーム」はフルーツの量もビッグなんですね!

本店直伝の食べ方によると、先ほどのシュークリームの皮の上部を外し、クリームを塗って堪能します。カスタードにホイップクリームを混ぜたふわふわのクリームは、甘さ控えめ。ほんのりラム酒がきいていて大人っぽい味わいです。

さらに途中でかけながら食べるのが、長崎県民が「蜂の家のシュークリームには欠かせない!」と絶賛する、ひょうたん形の容器に入った“スカッチソース”です。練乳、砂糖、はちみつを煮詰めた蜂の家のオリジナルで、とろっとしたカラメル風の甘い味わい。クリームやフルーツと一緒に食べると絶妙な甘酸っぱさに変わります。

2014年にシュークリームのレシピを少し改良したそうですが、ほぼ昭和当時の味やスタイルを受け継いでいるそうです。この長崎県民のソウルスイーツ。みんなで集まるパーティーや誕生日のサプライズとして持っていけば、盛り上がること間違いなしですよ!

Text:松本いく子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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