淹れ方から見逃せない!おいしいチャイを召し上がれ
井の頭公園の隣にある「チャイブレイク」。敷居の高いイメージの紅茶を“カジュアルに、日常的に楽しむ”がコンセプトの紅茶専門店です。紅茶に合わせるスパイスとミルクにこだわった、チャイもおいしいと評判。チャイに空気を含ませる豪快な淹れ方にも注目です。
注ぎ方にびっくり!味わい豊かなスパイスチャイを召し上がれ
注文ごとに淹れるチャイ。高い位置から専用のカップへチャイを流し込むこと数回、こうする事でチャイに空気が含まれ、口当たりがまろやかに。最近では、チャイ専門店が多いインドでも、このような淹れ方をするお店が減っているそうなので、貴重な機会をお見逃しなく!
チャイに使う茶葉はスリランカのディンブラ産の2月~3月のクオリティシーズンに取れたものを使用。
ホットのチャイはスパイスの入っていない2種と、スパイスチャイが4種、ほかに国産のほうじ茶・べにふうきを使ったアレンジチャイが2種と、時期によっては季節限定のチャイが登場することも。そのほか、アイスチャイとチャイフラッペなど合計19種類のチャイを提供。一番人気は写真のスパイスチャイ「オリジナル」。
チャイと一緒に、こだわりのフレンチトーストはいかが
フードは“まじめに手作り”をコンセプトに、パンやシリアルなどもお店の厨房で作っています。新鮮な素材を使い、時間や手間を惜しまず作るフードメニューも人気です。
おすすめは、ほんのりとラム酒が香るリッチなアパレユ(卵液)に自家製のブリオッシュを浸して焼き上げたフレンチトースト。使っているハチミツは三鷹や武蔵野産で、採取された場所や時期によって香りや味わいが変わるので、何度か足を運んでその違いも楽しんでみて。
茶葉や茶器を購入して、おうちでもチャイライフを楽しもう!
お店では各国の茶葉のほか、スリランカから輸入した茶器やスパイスも販売されています。おうちでチャイを淹れるのって大変そう…と思うかもしれませんが、実際はそこまで難しくはなく、注ぎ方は練習すれば誰でもできるそう。スタッフの方も最初はバスルームなどで練習するそうなので、やってみたい人は濡れてもいい場所でトライを!
素材を選び、手間ひまかけたメニューの数々を、落ち着いた空間で心ゆくまで味わって。
text:宮田麻衣子
photo:松岡誠
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