8/9「Ginza Sony Park」オープン!ニュ~タイプな公園の“食”を大解剖
東京・銀座、数寄屋橋交差点の「ソニービル」がついにリニューアル!場所はそのままに「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」として生まれ変わりました。地上1階から地下4階までが公園となっているという新感覚スポット。今回は、そんな公園で過ごす時間を彩る“食”にまつわる店舗をご紹介します。本格派中国茶スタンドに、クラフトビール専門店、さらには手土産にピッタリな老舗「とらや」の「あんペースト」まで…。すべて見逃せません!
銀座にニュータイプの「公園」が誕生
ここは東京・銀座。数寄屋橋交差点を約半世紀見守ってきた「ソニービル」の跡地に、なんと“公園”が誕生しました。その名も「Ginza Sony Park」。実はこちら、ただの公園ではありません。
なんと、地上1階から地下4階までが、すべて公園となっているのです。銀座のド真ん中に緑があることも不思議ですが、地下も公園になっているというのもまた初めての感覚。
有楽町を望む地上フロアは緑あふれる“THE・公園”。植えられている草花は、同フロアにある「アヲ GINZA TOKYO(ギンザ トウキョウ)」で同じ種類を実際に購入することもできます。
地下階は打って変わってスタイリッシュ。白を基調とした空間には、イベントができるような広々としたスペースが広がっています。ベンチもあって地上階と同じように、思い思いの時間を過ごせそうです。
写真は吹き抜けとなっている地下1階。このオレンジのタイルはソニービル時代から引き継がれているものだそう。節々でソニービル50年の歴史を垣間見ることができ、感慨深くなってしまう部分も。
公園を彩るさまざまなお店も見逃せないポイント。ここからは、「Ginza Sony Park」の“食”に迫ります。
本格派「路地裏の屋台」で香港気分
地下1階に降りてみると、小さな飲茶スタンドが。ミシュランで星を獲得した名店による「MIMOSA GINZA(ミモザ ギンザ)」です。「路地裏の屋台」をテーマにしていて、気軽に本格的な中国茶ドリンクが味わえます。
「香港ミルクティー」をはじめ、中国ではポピュラーな「エクストラバターティー」(594円)など日本ではなかなか出合えないメニューも。特に豆乳を使った「飲む豆腐花」(594円)や、ビールのように泡がふわっふわの「チャイニーズ シーズナル フォームティー」(594円)が女の子にオススメだそう。
各階に座って飲めるスペースがあるので、友達とのおしゃべりのおともにピッタリ。時間が空いた時にフラッと寄れば、手軽に香港旅行気分を楽しめちゃいます。
老舗「とらや」のあんペースト直売所
地下2階へ行くと、鮮やかな赤が目に入ります。こちらは京都の老舗和菓子屋「とらや」から派生した「トラヤカフェ・あんスタンド 銀座店」。横のかわいらしいトラも、このスタイリッシュな公園によく馴染みます。
手前の「あんペースト(シンプル)」は、店舗奥で一から手作りされた「あんペースト」(432円)。瓶詰めまで行っている店舗はここだけだそうで、のれんに書いてある文字の通り、まさに「あんペースト直売所」なワケです。50gという絶妙なサイズ感なので、銀座みやげやちょっとしたお礼にも喜ばれそう!
ちなみに銀座店でフードメニューを販売していない理由は、「パン以外の組み合わせも楽しんでもらいたい」から。お店に置いてある「あんペーストのおいしい召し上がり方」というカードには、スイートポテトやグラノーラなど意外なあんの食べ方が!ぜひおうちで試してみたいですね。
「公園で飲む」というサイコウなビール体験
一番下、地下4階はぜひ夜に訪れたいフロア。クラフトビール専門店「“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERY(ビアトゥーゴー バイ スプリングバレーブルワリー)」があります。16種類のクラフトビールのなかには、この店舗でしか味わえないものも。
店員さんによると、レギュラーメニュー6種類のなかで一番女子が飲みやすいのは「on the cloud(オン ザ クラウド)」というビール。口あたりも爽やかで、白ワインのような味わいです。
カウンターにずらっと並んでいるのは、おいしそ~うなデリたち。それぞれに合うビールも一緒に紹介されているので、迷わずにベストペアリングが選べますよ。天気にかかわらず公園でお酒を飲む気持ちよさを体験できるって幸せですね。
ドリンクやフードはどのフロアで食べてもOKなんだとか!各フロアで開催されるイベントや音楽ライブなども、食べ飲みしながら楽しめます。東京のド真ん中に現れた、最先端の“公園”を体感してみてくださいね。
Ginza Sony Park
住所:東京都中央区銀座5-3-1
時間:5時~24時30分(地下鉄コンコースへの開放時間)
※店舗によって異なります
定休日:元日
Text:なかがわゆか
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