畳の上で草間彌生ワールドを堪能。京都の現代アート美術館に急げ!

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【閉館】京都の有形文化財「祇園甲部歌舞練場」内にある「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」は、前衛芸術家・草間彌生の作品を展示する美術館です。畳に座りながら草間作品を鑑賞できるうえ、なんと一部は写真撮影もOK。そのほか日本庭園を散策したり人気カフェ「NORTHSHORE(ノースショア)」でランチをしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。【閉館】

Summary

撮影エリアも!「草間彌生・永遠の南瓜展」

第1展示室 Kusama’s Masterpieces「黄樹」1992年
第1展示室 Kusama’s Masterpieces「黄樹」1992年

「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」では、2019年2月28日まで「草間彌生・永遠の南瓜展」を開催中。草間作品の代表的なモチーフである南瓜を中心に、初期作品など全123点を展示しています。

入ってすぐの第1展示室「黄樹」は撮影可能。作品自体の撮影はもちろん、作品の前に立って鑑賞している様子を撮れば、インスタで映える写真に。

第4展示室 花の間「私の魂を乗せてゆくボート」1989年
第4展示室 花の間「私の魂を乗せてゆくボート」1989年

花をモチーフにした作品のみを集めた第4展示室では、舞台に展示された大きなボートに圧倒されます。隙間なく突起で埋め尽くされたカラフルなボートを、細部までじっくり鑑賞して。

第5展示室 南瓜の間「宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ」2009年
第5展示室 南瓜の間「宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ」2009年

メインとなる南瓜作品を集めた第5展示室の、「宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ」も撮影可能。銀色の大きな南瓜の周りには水玉のミラーが施され、世界が増殖していくイメージ。まるで自分が草間作品の一部のような感覚になります。

そのほか、赤い絨毯が張り巡らされた廊下や日本庭園も実に趣深く、何気なく撮影しても、いい雰囲気の写真に仕上がります。
日本庭園では、縁側で座禅を組んだり外に出て散策したり、思い思いに楽しめるのも魅力。撮影小道具にぴったりな番傘も置いてあるので、ぜひ活用して写真撮影を楽しみましょう。

撮影不可エリアでは草間作品をゆったり鑑賞して

第3展示室 帰国後の作品群
第3展示室 帰国後の作品群

1973年、ニューヨークから日本に活動拠点を移した草間彌生。第3展示室では、帰国後に制作を開始したコラージュ作品などが鑑賞できます。

どの展示室も畳敷きとなっており、座って鑑賞してもOK。そのため、作品は少し低めの位置に展示されています。い草の爽やかな香りに包まれながら時間を忘れてゆったりと作品に向き合えるのはうれしいポイント。

第5展示室 南瓜の間
第5展示室 南瓜の間

草間自身が「実際の南瓜がそれぞれ豊かな表情を持っているように、わたしの南瓜だってどれひとつとして同じではない」と語るように、約35点の南瓜作品ひとつひとつにユニークな違いを発見できます。「かぼちゃのひるね」や「ダンスかぼちゃ」と題された作品のチャーミングな佇たたずまいを、ぜひ実際に目にして確かめて。

併設カフェ「NORTHSHORE」では草間彌生コラボスイーツを!

大阪・北浜の本店では行列必至の人気カフェ「NORTHSHORE(ノースショア)」が、ミュージアムカフェとして併設。約100席の広々とした空間で、新鮮なフルーツや野菜を使ったサンドイッチやプレートがいただけます。

LOVE FOREVERあんみつ 800円
LOVE FOREVERあんみつ 800円

こちらでぜひいただきたいのが、目にも鮮やかな草間彌生コラボスイーツ。「LOVE FOREVER あんみつ」は、もちもちの白玉とざくろの果実で水玉をイメージ。白玉の下にはあんことフルーツが隠れ、爽やかさとこっくり感が両方楽しめる逸品です。

そのほか、1日100食限定のランチプレート「LUNCH SET 座・パンプキン(オリジナル和菓子)とドリンク付」」(2000円)や水玉模様の「水玉ロールケーキ(いちご・バナナ)」(800円)などもラインナップ。

次のお休みには、伝統建築と現代アートを一度に楽しめる京都・祇園へ出掛けてみませんか?

◼︎フォーエバー現代美術館 祇園・京都
住所:京都府京都市東山区祇園町南側570-2
TEL:075-532-0270
営業時間:10〜18時(入館は17時30分まで)
料金:1500円(中高生は1000円)
定休日:年末年始

text:木村桂子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。

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