日本にいながら地中海のリゾート気分を満喫【Masaの関西カメラさんぽ8】
海外気分を味わえる観光地は日本各地にありますが、三重県にある志摩地中海村をご存知でしょうか?ヨーロッパに行ったことのない私でも「これは間違いなく地中海だ!」と思えるほど、イメージぴったりの街並みに驚かされます。メインは宿泊施設ですが、レストランやカフェがあり、宿泊以外の人も入村OK。簡単にヨーロッパには行けませんがここならすぐに行けるので、リピートしたくなりますよ。
入ってすぐに広がる景色は地中海リゾートそのもの
入口近くのサルジニアゾーンは、イタリアの地中海に浮かぶサルデーニャ島をイメージ。まず目に入ってくる噴水の広場は、村内にある各ゾーンの分かれ道にもなっていて、綺麗な花と、涼しげな水しぶきが出迎えてくれます。
土色の壁や、カラフルな階段が特徴的な「Cafe Amigo(カフェ アミーゴ)」は、混んでいて入れませんでしたが、外観だけでも素敵な写真が撮れてしまいます。
テラス席もあります。かわいらしいパラソルがリゾート気分を盛り上げてくれますね。
壁に描かれた鳥の絵がかわいいスポット。ここが素晴らしいのは、よくあるハリボテではなく、すべて本物の宿泊施設であることです。どの角度から撮ってもリアルさが伝わります。
真っ白な建物がたくさんの「アンダルシア」はまさに絶景
真っ白な壁が続くアンダルシアゾーンは、地中海リゾートを一番感じるエリアでした。特に青空の日は、白壁がより一層生えること間違いなしです。
壁に花が飾られた場所もあちこちに。本場の地中海もこんな感じなのかなと想像してしまいますね。
どこを切り取っても日本とはとても思えないですよね。青空を入れると、さらに地中海らしさを表現できます。
搾りたてのオレンジジュース500円。ジューシーでおすすめですよ。(お店は不定休)
まるでスペインの田舎町を旅行している気分の「カスティーリャ」
スペイン中部のカスティーリャ地方をイメージしたゾーンは、真っ白な壁というより、少しクリーム掛かった壁の色。素朴な石積みの窓や外壁が特徴的な、落ち着いた趣のある街並みです。
この奥は宿泊者しか行けないゾーンもあったりして、宿泊したい気持ちが高まります。
これは「愛の塔」にある、「愛のブランコ」。ここも写真を撮りたくなるスポットですね。
地中海村全体の設計はスペイン人建築デザイナーが担当。調度品もスペインから輸入しており、リアルなヨーロッパを感じることができます。
関西からだと日帰りで行けますが、宿泊すれば、さらにリゾート気分を満喫できそう。次は泊まりでも行ってみたいと思える場所でした。パワースポットとしても有名な伊勢神宮や、赤福餅などが食べられるおかげ横丁は、一緒に行ってみる価値ありです。
photo:西山雅彦(@masa_nikonist)
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