週末リフレッシュ!ぶどう畑を眺めながらいただく栃木のワイナリーランチ
栃木県足利市にある「ココ・ファーム・ワイナリー」では、日本トップクラスのワインを大自然に囲まれたカジュアルな雰囲気の中で味わうことができます。中でも目の前に広がるぶどう畑を眺めながら頂くこだわりのワインとランチは格別です。季節ごとのイベントやワイナリー見学など、ワインに詳しくなくても気軽に楽しめる工夫がたくさん!
Summary
化学肥料や除草剤は一切使わないぶどう畑で、こだわりの日本ワインが味わえる
「ココ・ファーム・ワイナリー」のワインは主に、カフェの目の前に広がるぶどう畑など5つの自家畑と契約栽培農家のぶどうから造られます。
その味は国内のワイナリーではトップクラスで、なんとJALやANAのファーストクラスや、2008年洞爺湖サミット等の世界各国の首相をおもてなしする際にも使われたほど。まさに日本を代表する高品質なワインです。
自家ぶどう畑では化学肥料や除草剤を一切使わず、すべて手作業で丁寧に育てられています。
その地道な手作業は、ワイナリーの母体でもある、障害者支援施設「こころみ学園」の園生たちの手によって一つひとつ丁寧に行われているのだそう。
絶景のぶどう畑を眺めながら、季節のお料理と自家製ワインを味わう贅沢ランチ
ワイナリーにはカフェやショップも併設されています。おすすめは、カフェのテラス席。一面を鮮やかなグリーンに彩るぶどう畑を眺めながら味わうワインや季節のお料理は格別です。
今回いただいたのは、おすすめメニューのこの2つ。
まずは「季節のコース」(3500円)※前日17時までに予約が必要。
この日のメニューはこちら。
夏らしく、さっぱりとしたジュレや冷製パスタ、ナスやとうもろこしといった夏野菜が使われています。
デザートにはワイナリーならではの、ぶどうのケーキ。
前菜から、パスタ、メインにデザートまで付いて、ボリュームも大満足。
季節ごとに新鮮な旬の食材が味わえます。
ワインは季節のコースには含まれませんが、せっかくならその日のお料理に合ったワインをアドバイスしてもらって味わいたいところ。
お酒が苦手な女性にもおすすめなのは「あわここ」(グラス550円)。白ワインながら微炭酸なので口当たりがよく、飲みやすいワインです。酸化防止剤を添加していないので、自然の味を楽しめます。
こちらは「デッキランチ」(1200円)。骨つきソーセージに、ワインのおつまみにぴったりな季節のサイドディッシュ・サラダ・パンなどを盛り込んだワンプレートランチ。ワインに合わせて、ちょっとした軽食を頂きたい時にぴったりです。
季節に合わせたイベントや豊富なワイナリー見学とセミナー
「ココ・ファーム・ワイナリー」では、ワインをより多くの方に気軽に楽しんでもらえるよう、様々なイベントや見学ツアーなどを開催しています。
なかでも多くの人で賑わうのが、毎年11月に開催される収穫祭。
美味しいワインがたっぷり味わえる、年に一度の貴重なイベントです。
当日は、入場料1人3000円で、秋空の下できたてワインや料理を楽しめたり、音楽の生演奏を聞けたり、海外のような雰囲気に包まれます。収穫を終えたぶどう畑にレジャーシートなどを敷いて、ピクニックみたいですね。
毎年約1万5千人が訪れるという収穫祭。2018年の開催日は11月17日(土)〜18日(日)。味覚の秋の予定にぜひ組み込んでくださいね。
日本を代表する質の高いワインを、カジュアルな雰囲気の中で味わえる「ココ・ファーム・ワイナリー」。こだわりのワインとランチは、ワイン好きはもちろん、普段あまり飲まない方にもおすすめです。
<カフェ>
営業時間:11時~17時30分LO
定休日:収穫祭前日・当日の3日間の他、年末年始(12月31日~1月2日)の3日間、1月中旬の5日間
text:てい えみ
photo:佐々木ゴウ
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