ダイエット女子の味方!海外セレブも注目のグルテンフリー料理専門店
最近よく聞く「グルテンフリー」という言葉。グルテンとは、小麦や大麦などに含まれているタンパク質のことで、パンやラーメンなど、身近にある食べ物の多くに含まれています。グルテンを含まない「グルテンフリー」の食品や料理は、ダイエット食としても人気で、海外セレブの間でもブームになっています。六本木にある「グルテンフリー61 カフェ&バー」を訪れ、その魅力を探ってきました!
小麦アレルギーの人も、安心して食事できるカフェ&バー
「グルテンフリー61 カフェ&バー」があるのは、六本木一丁目駅から徒歩およそ3分という超好立地。洗練されたビル街にある、モダンな雰囲気のお店です。
このお店がオープンしたのは、2017年9月のこと。以来、オーナーの飯野孝子さんをはじめとする、女性スタッフで切り盛りしてきました。
アメリカ・ロサンゼルスでの滞在経験をもつ飯野さん。現地の知人が、小麦を原因とする免疫疾患で腸の炎症などを引き起こす「セリアック病」にかかったことをきっかけに、グルテンフリーの食品に関心を抱くようになったそうです。
「帰国後、興味本位で色々と調べたところ、小麦へのアレルギーをもつ人が、想像以上にたくさんいることを知って。“そうした方々をサポートしたい”と思ったことも、このお店をオープンした理由のひとつです」
スープも残さず飲みたい!こだわりのラーメン
オープンまでの準備期間中、グルテンフリーの食品や料理を扱うお店に足を運んだり、さまざまな食材を試食したりと、研究を重ねたそう。
写真の「濃厚やみつきラーメン」は、およそ1年もの間、研究と失敗を繰り返して完成させた力作なのだとか。「スープは豚肉と鶏肉、魚、野菜のエキスが凝縮されていて、油は使わずコラーゲンたっぷりです。ほとんどの方がスープを飲み干されますよ」と飯野さん。
餃子には、オーガニックの豚肉と野菜を使用。このままでも十分おいしいのですが、特製の「ヴィーガンラー油」をつけると、素材のうまみがさらにアップします。
春巻は、たっぷりと時間をかけて火を通す「重ね煮」という手法で作られた、手間ひまのかかった一品。皮はカリッとしているのに、中はとってもジューシー!
これもグルテンフリー!?工夫たっぷりのメニューの数々
グルテンフリーメニューのバリエーションは、まだまだあります。
魚料理は、築地から取り寄せた旬の魚をその魚にあった調理法で提供しているのだそう。「アジフライ」の衣には、通常のパン粉の代わりにお米のパンで作ったパン粉が使われており、さっくりとした軽い食感が楽しめます。
牧草を食べて育った、安心かつ栄養価の高い「グラスフェッド牛」を使用した赤ワイン煮込み。ほろほろになるまで煮込まれていて、まさに絶品!
「チキンオーバーライス」のご飯は、GI値の低いジャスミンライスを使い、ターメリックライスに仕上げています。その上にオーガニックチキンをのせ、スパイシーソースとクリーミーソースをトッピング。ご飯にこんにゃくを混ぜて、余計な糖質がオフされている点がポイントです。味付けに工夫が凝らされているため、一般的な「糖質オフ食品」にありがちな味気なさは皆無!
デザートの「ブラウニー」ももちろんグルテンフリーですが、しっとりとした濃厚な味わいが楽しめます。かなりの人気メニューで、これをお目当てに来店する人も多いのだとか。
グルテンフリー料理は、腸をはじめとする消化器官に負担をかけないことも特徴のひとつ。常連客からは、「胃がもたれない」「たくさん食べても翌日が楽」といった感想がよく聞かれるそうです。
おいしくて、体に優しい料理の数々が楽しめる「グルテンフリー61 カフェ&バー」。ちなみに、ラーメン以外のメニューはテイクアウトも可能です。一度訪れたら、「グルテンフリー」のトリコになってしまうこと間違いなし!
text、photo:緒方佳子
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