茶芸師の神ワザ級パフォーマンスは必見!東京駅からすぐの四川料理店
東京駅の目の前に立つ「新丸ビル」内にある「四川豆花飯荘(シセントウファハンソウ)」。シンガポールで進化した四川料理を満喫できるほか、茶芸師の見事なパフォーマンスが間近で体験できるのもこのお店のポイント。いつもとは違った休日ランチを楽しめること間違いなしです!
新感覚な四川の味に出会えるお得ランチ
「四川豆花飯荘」は、シンガポールに本店があるレストラン。四川料理の伝統の味や調理法を守りながら、日本の旬の素材を取り入れたり、他ジャンルとコラボしたり、さまざまな工夫をして進化した味を提供しています。
ディナー、ランチともにコースが充実していますが、なかでもおすすめは「四川豆花ランチセット」。メイン2品、点心2種類、ライス、スープ、漬物、デザートがセットになっていて、大満足のボリューム。2160円というお手頃な料金設定もうれしいです。ちなみに、メインの2品は2週間ごとにメニューが変わり、1品は必ず四川料理になります。
こちらは取材日のメインの一品「季節野菜と豚肉の四川豆板醬ソース」。四川料理の味の決め手、豆板醬のほか、ニンニク、ショウガ、黒酢などで味を整えています。
ピリッとした辛さのあとに、ショウガの風味が口に広がる奥深い味わいで、思わずごはんが進んでしまいます。
メインのもう一品「トマトと枝豆の玉子炒め」は、塩味であっさり。玉子のフワフワ感もたまりません。
茶芸師の妙技で中国茶を楽しむ
「四川豆花飯荘」の魅力といえば、食事中に茶芸師の芸術的なパフォーマンスを至近距離で楽しめること!なんと茶芸の本場、四川省の雅安という街で修業を積んだ茶芸師なのだそうです。
アクロバティックな動きは美しく、18ものポーズがあるのだとか。この神ワザは、ぜひ動画に撮りたい!
各テーブルに、中国でよく飲まれている八宝茶が用意されていて、そこに茶芸師がお湯を注ぎにきてくれます。
想像以上にお湯の出るスピードが速く、八宝茶がクルクルと回る様子がキレイです。飲み終わったらフタを開けておけば、何度でもお湯を注いでくれるそう。
ジャスミン茶、紅なつめ、クコ、菊花、氷砂糖、百合根、龍眼、クルミが入った八宝茶は、コレステロールを下げ、血行を促進し、免疫力を高める効果も期待できるとか。
爽やかな風味で、飲み進めるうちに味の変化が楽しめます。口のなかをさっぱりさせてくれるので、料理の合間に飲むのにぴったりです。
東京駅もちらり!クラシックモダンな空間
店内のデザインは“モダンロイヤルクラシック”がコンセプト。優雅な空間にレイアウトされた家具や調度品はすべてオーダーメイドです。
窓の向こうには、東京駅の駅舎を眺めることができます。
シンガポール発の四川料理を味わいながら、茶芸師のパフォーマンスというイベント的な要素も楽しめる「四川豆花飯荘」。盛り上がること間違いなしの、休日ランチをお楽しみください!
Text、Photo:粟屋千春
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