SNSで話題再沸騰中!にゃんこ尽くしの店内で"3Dラテアート"が飲みたい

SNSで話題再沸騰中!にゃんこ尽くしの店内で"3Dラテアート"が飲みたい

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視覚でも楽しめる人気のラテアート。続々と楽しめるお店は増えていますが、東京・下町の「押上猫庫(おしあげにゃんこ)」では、ちょっとほかでは見られないユニークな「3D」アートが楽しめると、マニアが押し寄せているそうです。

Summary

「カワイイ」だけではない、本格自家焙煎コーヒー

誰もが釘付けになる「アイスウィンニャーコーヒー」(750円)。もともとは2014年に夏季限定で販売されていたものですが、リクエストを求める声が多く、2017年にリニューアルして再開しました。

立体感を出すコツは、オーダーが入ってから泡立てる生クリーム。グラスの縁ごしに愛らしい視線を投げかけるニャンコ…その完成度の高さに、手をつけるのを躊躇してしまいます。

しかし、ラテアートだけがウリではありません。コーヒーは、選び抜いた豆を自家焙煎した、しっかりとうまみを感じる1杯です。場所柄、海外からの旅行客もよく訪れるそうで、「キュートなのに味もおいしくてびっくり!」とそのクオリティに感動する外国人も多いとのこと。

猫好きにはたまらないメニューはほかにもあります。ソイミルクに黒蜜で描いた「黒みつと黒糖の抹茶ソイオーレ」(550円)や「3Dクッキー」(1枚400円※季節限定)も人気の商品です。100%国産大豆の成分無調整豆乳やきび砂糖、平飼いの卵など、体にいい素材を使っているのもお店のこだわり。

店主の猫愛が感じられるこだわりの食事や店内

3Dラテアートを始め、さまざまな猫メニューを考案・提供するのは店主・石川さや佳さん。「駅から遠いところに来てもらうのだから、他店にはない、こだわりのメニューを提供したい」と、食事にも力を入れています。

「ねこまんま風」の「ポークと根菜のカレー」(950円)は、かつお節をベースにした和風味。辛すぎず、素材を生かした深みのある味わいです。セットには味噌汁とお総菜が一品ついてきます。カレーに味噌汁?と思うかもしれませんが、これも素材にこだわった逸品。よく見るとナプキンも猫型!運がよければ、野菜の形も猫かも?!

店内には猫グッズがたくさん。石川さんのイラストが焼かれた器やオリジナルの商品もあります。

昼とは違う顔を見せる、夜ならではの魅力

猫グッズだけではなく、大量のCDや本に満ちている店内。夜はお酒も楽しめる「酒処 押上文庫」に変身します。代表・竹下文庫さんは、昔から器集めが趣味。友人にも有名な陶器作家さんが多いということで、昼夜問わず、提供する器は一級品ばかり!

「よい器を使って、知ってほしい」という思いから、お店を始めたそうで、「大切な文化継承」の自負を込め、お酒や本、音楽を通じて、好きな器の魅力を広めています。

「好き」を大切に、その魅力を真摯に伝える2人の店主。一度訪れ、その人柄に触れたらきっとまた、帰ってきたくなるはずです。

Text:さとうよしみ

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

こちらのカフェは図書でも詳しく紹介しています。

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