プロが手がける「新しい発酵スタイル」で、体内掃除ができるデリカフェ

プロが手がける「新しい発酵スタイル」で、体内掃除ができるデリカフェ

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発酵の力が今注目を集めています。とはいえ、やや地味なイメージのある発酵食品。食事に取り入れるのはハードルが高そう、本当のところどうなの?といった疑問を解消すべく、専門レストラン「Kouji&ko (コウジアンドコー)新宿髙島屋店」で発酵体験してきました。

Summary

スタイリッシュに楽しむ発酵ランチ

発酵食品といって何が思い浮かびますか?近年、塩麹や甘酒などのブームで少し認知度が高まった「発酵」ですが、まだまだハードルが高いように感じてしまいます。そんな中、手軽にかつスタイリッシュに発酵食品を楽しめる専門レストランがあるのをご存知でしょうか。

「Kouji&ko」は、新宿高島屋内にあります。なぜ百貨店に?と思うかもしれませんが、実は新宿髙島屋の8階は、2017年3月に、心とカラダ、両面の充実を目指すライフスタイルをコンセプトにしたフロアがオープン。「Kouji&ko」も、スポーツウエア店やヨガスタジオが入居するこのフロアの一角に店を構えています。

コンセプトは「ヌーベル ハッコー(新しい発酵)」。これまでの発酵食品から連想されるちょっと地味なイメージを払拭する、華やかでバリエーション豊かなメニュー展開が魅力です。

最も気軽に多種の発酵食が試せるのは「デリプレートセット」(1188円)。好みのデリ2種類に野菜がたっぷり付いた健康的なひと品です。この日は「7種の穀物と海老の塩麹マリネ」に「ロースト野菜の甘塩麹たれ」をチョイス。鮮やかな見た目もさることながら、その豊かな風味に驚きます。素材そのものの美味しさが際立って感じられるのは、オリジナルの塩麹や甘麹、醤油麹などの調味料だそう。

ドリンクにも発酵食品!

甘酒や麹を使ったヘルシードリンクやスイーツも魅力です。人気の「スパークリングアールグレイ(手前810円)」は、アールグレイにフルーツビネガーと柑橘で酸味を加えた爽やかな1杯。実は「紅茶」も発酵食品なのです。

ザクロを発酵させたザクロ酢をベースにした「ざくろ酢スカッシュ」(奧756円)。ジュニパーベリー酢の程よく甘いフルーティーさがたまりません。

暑い時期にも、冷房で冷えた体には温かいドリンクを。オリジナルの麹で作った自然の甘みが生きた「甘麹チャイ」(756円)は、シナモンが香り、ほのかに甘さを感じる一品。

ケーキやゼリー、プリン、ジェラートなど、スイーツ(378円〜)も充実。「三年熟成本みりんのモンブラン」や「甘酒と焙煎大麦のティラミス風」など、発酵食品の斬新な魅力が詰まっています。

商品開発には、発酵学者として140冊以上の著書を持つ小泉武夫さん監修のもと、イタリアでの修行経験もあり、一流レストランで料理長を務めた大島今日さんが担当。おいしさに加え、ヘルシーさも考慮した料理が人気です。

店内には、発酵食品にまつわる書籍を集めたユニークな「発酵図書館」を設置。効能を学ぶ入門書からレシピ本まで、お食事の間に読むこともできます。

店頭のショーケースには、数種のデリが並び、イートインのプレートはここからチョイス。地下1階には同店のテイクアウト専門「発酵デリカテッセン Kouji&ko」が入り、カフェにはない商品もあるので帰り際に要チェックです。
※季節によりメニューの変更あり

普段の食事でも楽しめるグローサリーを販売

店内の一角には、発酵食品を使ったグローサリーの販売コーナーも。「飲む点滴」として改めてその効果に注目が集まる甘酒や、ドレッシングなど、気軽に食事に取り入れられる商品が充実しているので、発酵生活のスタートにはピッタリです。

おいしさと華やかさ、手軽さと、新たな発酵スタイルを提案する「Kouji&ko」。発酵食に苦手意識がある人にこそ行ってみてほしいお店です。

こちらのカフェは図書でも詳しく紹介しています。

Text:さとうよしみ

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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