神楽坂の一軒家イタリアンで絶品フルーツランチ&天然かき氷
猛暑が続いた今年の夏。疲れたカラダを癒しに、旬のフルーツたっぷりのご褒美ランチはいかが?神楽坂のイタリア料理店「スタジオーネ フルッティフィカーレ」では、料理やデザートのすべてにフルーツを使った、絶品コースが味わえます。食後には果汁たっぷりのかき氷。フルーツづくしの贅沢ランチで、残りの夏を乗り切りましょう!
コスパ最高!週末・祝日限定のフルーツランチ
昔ながらの風情を感じられる人気のエリア・神楽坂。路地裏にはビストロや粋な料亭など、おしゃれな店が点在しています。「スタジオーネ フルッティフィカーレ」もそのひとつ。神楽坂上の一角にある、小さな一軒家レストランです。
「フルッティフィカーレ」とはイタリア語で「実を結ぶ」という意味だそう。イタリアン+フルーツというコンセプトにぴったりの店名ですね。
お店のメニューは、ランチ、ディナーともにコースのみ。今回ご紹介する土・日曜、祝日限定の「フルーツランチコース」(2970円、税・サービス料込)は、前菜、パスタ、メインディッシュ、デザートのすべてが日替わり。メニューはホームページにも掲載されないので、お店へ行ってからのサプライズです!(ディナーコースは月替わり)
テラコッタイエローのテーブルクロスが素敵な2階席。ゆったりとスペースがとられているので、落ち着いて食事が楽しめます。6名用の個室もあるので女子会にもぴったり。
ではコースを見ていきましょう!まずは食前ドリンク。ワイン(赤・白・ロゼ)やオーガニックレモネード、イタリア産ピーチジュースなどから選べます。
前菜、パスタ、そしてメインまで。すべての料理に旬のフルーツを使用
まず、お花畑ような盛り付けが素敵な前菜。肉厚のスモークサーモンを中心に、オレンジとミニトマト、マイクロリーフが囲みます。オリーブのペースト「タプナード」の塩味がアクセントに。
パスタは2種類から選べます。こちらは「すももとたらこのクルーダイヨーラ」。トマトのような赤い果実はなんとすもも!まろやかな甘みが、意外にもたらことよく合います。冷製パスタは暑い時期にもぴったりの一品。
お次はメインディッシュの肉料理。じっくりと火を通した鶏もも肉のコンフィは、ほろりとほどける軟らかさです。付け合せには夏野菜(パプリカ、オクラ、ズッキーニ)のグリル。さて、フルーツはどこにあるのでしょうか?
答えは、鶏肉にかかっているソース!とろとろに煮込んだいちじくのモスタルダ(マスタード)は、深いコクと甘みが特徴。口の中でお肉と絡まり、極上のハーモニーを生み出します。
食後には3種盛りのドルチェが。違った個性3品が一度にいただける贅沢なプレートです。
手前はカラメルがけのくるみが香ばしい、キウイフルーツ入りのバターケーキ。濃厚なブラウニー(ナッツとオレンジ)、グアバのゼリーもぺろりといけちゃいます。
旬のフルーツをたっぷり使ったイタリアンランチ。はじめは料理にフルーツ?と驚くかもしれませんが、どれも違和感を感じさせない、自然でやさしい味のものばかりです。
ランチコースだけでも大満足ですが、せっかくなのでかき氷もいただいちゃいましょう!
果汁のおいしいところだけを使った贅沢かき氷
1階の「神楽坂果のか」名物、八ヶ岳の天然水を使ったかき氷は、2階でもオーダー可能です。
この時期のおすすめは、スイカの真ん中の美味しいところだけをくり抜いてソースにした「スイカのかき氷」。まるでスイカそのものを食べているようです。
ちなみに、お店のワインリストは「ツウがうなるようなこだわりの品揃え」とのこと。ワイングラスの種類も豊富で、ワインの個性に合ったグラスを選んで出してくれるそうです。
今回ご紹介したコースは、土・日曜と祝日のランチタイム限定。週末は混み合うので、事前予約をおすすめします。
Text & Photo :矢羽野晶子
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