ハワイ島発の手作りアイスクリームがおいしすぎると大評判
藤沢市・鵠沼海岸にある「Hilo Homemade Ice Cream(ヒロ ホームメイド アイス クリーム)」は、小さな工房で仕込みからカップ詰めまで、手作業で行うアイスクリームのお店。原材料にとことんこだわった、衝撃的においしいアイスクリームの秘密を探ってきました。
はじまりはハワイ島の「ヒロ」。5代目として日本で開業
「ヒロ ホームメイド アイス クリーム」のはじまりは、ハワイ島の沿岸都市・ヒロで日系アメリカ人夫婦が開いたアイスクリーム店でした。オーナーの永江仁さんはヒロで4代目と出会い、アイスクリーム製造に携わるように。その後、5代目として引き継ぎ、日本で開業したのは2006年のこと。ヒロとどことなく雰囲気が似ている、鵠沼海岸に工房を構えました。
製造者も工房の場所も変わりましたが、卵は使わない、素材の味を最大限に引き出すという初代が目指したスタイルはそのまま受け継がれています。
人工の着色料・香料不使用だからリッチな味わいなのに後味さっぱり
ショーケースには定番から季節限定まで、14種のフレーバーが並んでいて、シングルは390円、ダブルは590円。コーンorカップはお好みで選べます。
こちらは「マカダミアナッツ」(上)と「コナコーヒー」(下)。マカダミアナッツはローストした後、大粒のまま混ぜ込むため、香ばしくて、ざくっとした食感。ハワイ島名産のコナコーヒーは深煎りに焙煎した豆を製造直前にグラインド。豆の粒々感が感じられ、コーヒーの豊かな香りとほろ苦さが楽しめます。
「バナナマックファッジ」は工房でじっくりと追熟させて甘みを引き出したバナナを仕込むため、驚くほど風味豊か。食感のいいマカダミアナッツとチョコレートファッジも濃厚さを後押ししています。
どのフレーバーも重厚感はあるのに、しつこくなく、後味はさっぱり。それは人工の着色料・香料を使わず、上質で鮮度のいい原材料にこだわり、素材の味を引き出しているから。
フルーツを使った期間限定フレーバーもメロンや白桃、イチゴ、キウイ、マンゴーなどさまざまありますが、食べ頃のものが各地の契約農家で採れる時期にだけ製造しているんです。
老若男女問わず喜ばれるおいしいアイスをお土産に
テイクアウト用もあり、レギュラーカップ130ml 390円、ファミリーカップ480ml 1290円で販売。持ち帰り時間が1時間以内ならドライアイス入りの袋でお土産にすることができます。
ハワイアンなイラストが素敵な発泡ケース(200円)は2~3時間の持ち帰りに。クール便で地方発送もできます。
安心・安全な食材を使っているからちびっ子やお年寄りのいる家庭へのお土産にも喜ばれること間違いなし。オンリーワンのヒロの味はギフトにもおすすめです。
text:伊藤あゆ
photo:浦田真行
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